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大人のシンプル・ナチュラルな部屋作り。1Kの洗練インテリア実例

元インテリアデザイナーのyoshikaさんは、コンクリート壁のある1Kの部屋にDIYで手を加え、柔らかな印象の家具を集めて自分好みのインテリアを楽しんでいます。無機質な内装と温かみのあるインテリアがマッチし、ゆったりとくつろげる空間になる。そんな部屋づくりのポイントを教えていただきました。

クールな印象の内装に、温かみをプラスしたシックなインテリア

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天井が高く、すっきりとした空間に白いリネン類と木製家具が集められたシックな部屋。以前4年ほどインテリアデザイナーとして働いていたこともあるシンプリストのyoshikaさんが、2024年6月頃から暮らし始めたデザイナーズマンションの30平米の1Kです。

yoshikaさんがこの部屋の理想とするのは「ミニマムで温かみのある空間」。一部がコンクリートの壁で、通常なら無機質になってしまいそうな内装の印象を、DIYでチェンジ。そこに柔らかさを感じさせる家具やインテリアを並べてシックな雰囲気にまとめ、落ち着ける空間を作っています。

温かでくつろげる空間にする工夫

DIYで内装の印象を変える

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yoshikaさんは入居後、まずは好みの内装に近づくようDIYで手を加えています。それが、もとは少しグレーがかった色味だったこの床。

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居室から廊下まで、吸着床タイル「ピタフィー」を貼り、ソフトな色味に変化させたのです。これで、白い家具がなじむ空間に。
また、入口のドアは外してワンルーム風にし、開放感を出しています。

お気に入りの家具やインテリアを散りばめる

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曇りガラスの窓辺にはレースのカーテンをし、天井にはダクトレールを取り付けてお気に入りのピーター・アイビーの照明をセット。コンクリートと柔らかなリネンやカーテン、ガラスの照明など、異なる質感のコントラストによって空間に奥行きが生まれています。

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ラグの上にはLIVING HOUSEで購入したテーブルや、アンドレウ・カルーヤによるCONVENTO CHAIRを置き、折り畳めるマットレスのスリーピー・いなりをソファ代わりに。足の形が印象的なクッチーノのスツールをベッドやソファのサイドテーブルとして、植物やオブジェを飾ります。白と木製家具でまとまったスペースに、グリーンが溶け込みます。

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壁際に置いてシーツや枕カバー、予備の電球やコード類をしまっている木箱の上には、パンテラのランプやミラー、香りのアイテムなどをディスプレイ。季節の植物を加えたり、飾るものの色味を少しずつ変えたりして、四季の変化を感じられるようにしています。

クローゼットの中もモノトーンですっきりまとめる

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開放感を出すため、当初クローゼットの扉も外そうかと考えていたというyoshikaさん。中の床にもピタフィーを貼り、収納アイテムもファッションアイテムもモノトーンに統一しています。無印良品の透明の収納ケースは、内側に紙をセットし、ぴったりサイズの板を置いて白にまとめました。

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わずかなデッドスペースに、無印良品の壁につけられる棚やつっぱり棒を取り付けて、アクセサリーや卓上ミラーを置いたり、バッグを掛けられる場所も作っています。

コンパクトな廊下のキッチン、玄関も過ごしやすく

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玄関から入ると、すぐにキッチンに接した長い廊下があり、奥に居室という間取り。このコンパクトなスペースにも、過ごしやすくする工夫をしています。

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玄関とキッチンの間にカーテンレールを取り付け、IKEAのカーテン・HILJA (ヒリア)を設置。空間を区切り、玄関からすぐの場所でも部屋の中だと感じられるようにしています。

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カーテンとシンク横の間には、IKEAのBILLYシリーズの「本棚 デスク付き」を置いて収納兼テーブルとして使用。調理器具や消耗品、ごみ箱も吊戸棚やシンク下の見えないところにしまっているため、この棚はすっきりと使うことができています。

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玄関の備え付けのシューズボックスの上にも、お気に入りを少しだけ飾っています。
友人からの贈り物だというアートポスターのようなカレンダーを壁に掛け、ACTUSのトレイには鍵を、筒状のボックスに印鑑を収納。似た色味のKASASAGIDOのフラワーベースで植物もプラス。帰ってきたときにホッとできるようなコーナーができています。

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