フォーマルな服装に身を包む卒園式・卒業式。いつもと違う場面だからこそ何もしないわけにいかず、ヘアスタイルに悩むママも多いよう。子どもが主役だから控えめにしたいけれど、お祝いの行事なので、お受験の面接のように真面目すぎる必要はありません。上品さと華やかさを両立できる卒園式・卒業式ヘアを、ショート・ボブ、ミディアム、ロングの髪の長さ別に紹介します。
卒園式・卒業式のママの髪型のポイントは4つ
ショート・ボブのママにおすすめのヘアアレンジ7選
【1】分け目を変えるだけの大人顔アレンジ
撮影/金谷章平
アレンジが難しいショートも、いつもと分け目を変えるだけでセレモニースタイルに格上げできます。サイドパートにしたら、ライトサイド(髪が少ないほう)はタイトにして耳に掛け、ヘビーサイド(髪が多いほう)は顔にかかる長めの前髪をポイントにして特別感を演出。アイロンで全体を巻いておき、ウェットでスタイリング力のあるジェルを使うとセレモニー中もスタイルキープできます。
【2】簡単リバーススタイリング
撮影/金谷章平
卒園式などの特別な日のために覚えておきたいのが、アイロンで作るリバーススタイリング。アイロンを縦に持って毛束の中間部分を挟んだら、毛先へアイロンをずらしながら後ろに向かって巻き込みます。3秒ほどキープしてからアイロンをはずすと、熱の力できれいなカールができ上がります。外向きに毛先がカールし、華のあるこなれた雰囲気に。
【3】ボブ風ショートヘア
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
普通におろす一択のショートヘアは、特別なセットなしだとナチュラルすぎてしまう可能性もあるので、とにかく立体感が命!ペッタリとしないように、トップや後頭部にボリュームを出しましょう。
カットの仕方にもよりますが、コテやカーラーで軽く巻いてボリュームアップし、スタイリングでキープ。前髪は流すか分け目を作るのが◎。サイドは耳にかけるときちんと感が出ます。女性らしさの残るボブ風ショートヘアなら、軽く毛先を巻いてボリュームアップしたら、あとはナチュラルにキープするだけ。
【4】長めショートボブ
撮影/最上裕美子
少し長めのショートボブの場合も、コテで巻いて動きを出してオイルなどでツヤを出します。センター分けも素敵ですが、9:1くらいに分けて片方を耳にかけるときりりとした清潔感が際立ち、オシャレさもアップ。ピアスやイヤリングが目立つのも華やかに見える理由です。
【5】ウェービーショートボブ
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
額や横顔の美しさが光る、ウェービーなショートボブ。束感のあるセットで、華やかすぎる印象にならないように。耳にかけやすく邪魔にならず、知的なママ感も演出。