まとっている本人はもちろん、見る人さえも幸せな気持ちで満たされる。中野明海さんのメイクは、そんな不思議なパワーでいっぱい! まるで“多幸感”を具現化したようなハッピーに満ちあふれる明海メイクの秘密がここに。
中野明海
多幸感メイクの秘密BOOK
多幸感チークの入れ方
「モードなメイクやクールな雰囲気を表現する上でチークは必要ありません」と明海さん。チークには親しみやすさやあどけなさ、温かみを宿す力があるからこそ、多幸感メイクにはマスト!
笑顔が映えるご機嫌チーク
高い部分に光を集めていつでも笑顔印象に
一見、難しそうな派手色チークは、「ルースパウダーを混ぜると失敗知らず!」と明海さん。ブラシにaと手持ちのパウダーを混ぜ取り、ティッシュオフをしてから頬骨に沿って楕円形に。笑った時に高くなる頬骨の丸みに沿ってbを重ねると、笑顔が際立つ。
USE ITEM
ポップなピンクチークに、ハイライトとブロンザーがセット。組み合わせも自在。NARS ホットエスケープ チークパレット Ⅱ ¥7260/NARS JAPAN(6/11限定発売)
あどけなさが残る求心チーク
質感の違う2色を重ね上気したような血色へ
愛らしいピュアなムードは、明海さん曰く「求心的に入れたクリームチークのおかげ」。まずは淡いAをブラシに混ぜ取り、頬広めにON。ふんわりとしたピンクベースの肌を作る。さらに黒目下より内側に向けてBをレイヤード。ほわんとした血色感をプラス。
USE ITEMS
A透明感たっぷりなブルーのハイライトからコーラルのグラデーション。大人のピュアさを表現。ブラーリング カラー ブラッシュ 08 ¥6600/SUQQU(7/18発売) Bイノセントなムードのコーラルピンク。目元やリップにも使える。インフィニトリー カラー N 02 ¥3520/セルヴォーク
洒落たムードを漂わせる陰影チーク
ベージュからピンクグラデで小顔を狙う
ベージュとピンクのチークを組み合わせることで、ヘルシーな多幸感フェイスに。生え際から耳前までBを入れ、そこからBとAを混ぜながら頬骨に沿わせて引き締め。「ベージュ系チークは特に、不要な場所に影を入れないよう、小さめブラシが正解」とのこと。
USE ITEMS
A肌なじみの良いセミマット質感。じんわりと温かみのあるピンクベージュ。ミネラルマルチパウダー トープピンク、B程よい赤みを含んだ軽やかなブラウンベージュ。同 ペールキャメル 各¥2530/エトヴォス