理想の台所を手に入れたい♡
最近、台所に立つのは楽しいですか? 料理が面倒と感じることが多いなら、台所の使い勝手を上げることで解決できることもあるかも。
おしゃれで居心地のいい台所を実現しているインテリア上手代表・経塚加奈子さん宅から、理想の台所を作るコツを学びましょう。
「理想の台所」を作るコツ
1.スペースに合わせた家具を選ぶ
経塚さん宅は、お父様が33年前に設計した元アパート。最新式の広いキッチンではないにもかかわらず、知恵と工夫で居心地のいい台所を手に入れています。そのきっかけになったのが、作業台にしている古い長机との出会いだったとか。
限られたスペースでも作業しやすいサイズ
以前は同じ場所に、大きな食器棚兼カウンターがあったそう。思い切って処分し、この長机に変えたのを機に、食器もなんと半量ほどに厳選。作業がはかどるようになり、料理の意欲もかきたてられたといいます。
2.古道具を活用
古道具は、年々に味わいを増していき自分だけの家具になっていくもの。福岡のインテリアショップで購入したという28杯のある引き出しは、1つの引き出しにつき1アイテムと決め、スッキリと収納。
3.キャスター付きラックを利用
隙間に入れたラックはキャスター付きをセレクト。奥のものもサッと取り出せるので便利です。さまざまなかごの収納場所に。出し入れのプチストレスを軽減することが居心地のいい台所の実現に繋がります。
4.料理道具も厳選する
いくら便利と言っても、あらゆるキッチンアイテムを買っていては限られたスペースにものの氾濫を招いてしまうことに。例えば経塚さん宅は、圧力なべがないので、土なべを調理に活用。おでんを作ったらすぐ新聞紙と布2枚で包んで保温し、食べる直前に再加熱して食卓へ。昼に作っておけば、夜にはしっかり味が染みているそう。
賢い時短テクを教わりました
「バッター液」で揚げ物が楽においしく♡
手間のかかる揚げ物の衣つけは「バッター液」で。溶きほぐした卵1個に対してお好み焼き粉1/4カップ、水小さじ2をまぜた液にくぐらせる。すると、「その後のパン粉が楽につけられます」と経塚さんからのアドバイス。
古くても狭くても「理想の台所」は手に入る♡
たとえ古くても、スペースが限られていても、理想の台所を手に入れることは不可能ではありません。ちょっとした工夫で、料理の時間がもっと楽しくなるかも♡ あなたも理想の台所作りにトライしてみませんか?
暮らし上手の台所をもっと見たい♡
おしゃれで居心地のいいキッチンをもっと見たい!という人におすすめなのがこちら。自分らしい台所を実現している暮らし上手13人の実例を隅々まで取材した『働く台所』(エクスナレッジ刊)。今回ご紹介した経塚さん宅もより詳しく掲載されています。
働く台所-古くても小さくても、暮らしを楽しむ-
エクスナレッジ
¥ 1,728
古いキッチンを自分の理想の台所に作り上げた13人の方のお宅を取材。それぞれのお気に入りのインテリアから、時短調理のコツやおすすめレシピなど、盛りだくさんの一冊。
これを読めば、理想の台所に近づくアイデアが浮かぶかも♡ あなたのキッチンがもっとお気に入りの場所になりますように。