(1)手伝ってくれた人に必ず報酬を与える
自分のことを手伝ってくれた人に、「言葉」での報酬(「ありがとう!」「助かりました!」など)や「物」での報酬を必ず渡すようにするとよいでしょう。
物での報酬として、たとえば、ちょっとした手伝いなどの場合には、シュークリームやドーナツなどを渡すだけでも大丈夫です。
報酬を渡すことで、まわりの人は「この人と何かやると得をする」と感じてくれるので、一緒に行動してくれる人が増えていきます。
ちょっとでもよいので、とにかく報酬を出すことを心がけましょう。
(2)仕事は断らず、まわりにも手伝ってもらう
できないことであっても「やる」といってタスクや仕事を受け取ることが大切です。
「やる」といった人が、その仕事の中心人物になりますので、そこで権威が生まれます。
そして、自分でできないパーツがあれば、人に手伝ってもらえばよいのです。
手伝ってくれた人を立てて、「一緒に仕上げました!」といえば、自分も相手の人も「仕事をやり遂げた人」になるので、手伝ってもらった場合でも自分の成果が生まれます。
自分ですべてをまわす必要があるのではなく、人に手伝ってもらう前提であってもいいので、「やる」と手を上げることが影響力を持つ上で大切なのです。
(3)自分の成果をわかりやすく人に説明していく
たとえば、名刺を作る際には、名刺の裏にこれまで自分が出した成果などを書いておいたり、名刺でなくてもこれまでこのようなプロジェクトに関わりました、という紙の資料を準備しておいていつでも配れるようにしたり……。
そして、発表の場があれば積極的に発表するようにして、自分の成果をいろんなところで伝えていくと影響力が上がります。
自分を知ってくれている人がいれば、その中から仲間が生まれていくので、仲間を作る裾野を広げるために、いろいろな人にPRしていくことが大切です。
影響力は増やそうと行動すれば増やせる!
影響力というのは、増やそうと思って行動すれば増やせるものです。
そして、増やした影響力でさらにできることが増えて、やりたいことを実現しやすくなります。
あなたもいろいろな人に影響を与える人物になってみてください。
(織田隼人)
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