「次の休みどこに行こう」なんてことを、彼と話すことがあると思います。すぐに決まればいいですが、付き合いが長くなると、行きたい場所もだんだんとなくなってくるもの。そのうち、「無理に会わなくてもいいのでは……」と悲しい状態を迎えることも。長続きしているカップルに、“休日の過ごし方”を聞いてみました。
文・塚田牧夫
たまに出かける
「うちは付き合って五年になります。最初のうちは毎週出かけていたけど、やっぱり疲れるじゃないですか。なので、だんだんと家で過ごすようになりました。行きたい場所があるときに、たまに出かけるぐらいですね」アラタ(仮名)/35歳
休みのたびにどこかに出かけるとなると、かなり負担になってきます。それは、関係悪化のもと。行きたい場所について、話し合う時間にあててもいいかもしれません。
一緒にカラダを動かす
「お互いにいい歳になって、付き合った当初、五年近く前よりだいぶ太っています。なので、休みの日は一緒にカラダを動かすようにしています。
ジムに行ったり、ランニングをしたり、山登りをしたりなど。ひとりだとヤル気が出ないことも、二人なら続けられます」タカヨシ(仮名)/32歳
ダイエット目的の運動などは、三日坊主になりがち。二人であれば、競い合い、励まし合いながら続けていくことができそう。休日の有意義な使い方かもしれません。
行ったことのないお店に
「彼も私も、食べるのがすごく好きなんです。だから、休みの日は一緒に食べ歩きをしています。お互いに調べて、行ってみたいお店を提案して、そこに二人で出かけます。
もう二年近くそうやって過ごしていますね。休みの日が楽しみで、仕事も頑張れます」トウコ(仮名)/30歳
ひとりでは入りにくいお店も、二人なら気分も楽。趣味が合うというのは、長続きする大きな要素のひとつですよね。
ほぼ別行動
「うちはもう付き合って八年になります。だから、わざわざ休日に特別どこかに出かけるということはないです。
お互いに友だちもいるし、むしろそっちを優先。なので、ほぼ別行動ですね。どこか行きたいところとか、用事があるときに会うといった感じ。気楽でいいですよ」シンヤ(仮名)/36歳
この域に達するのには、長い月日が必要。信頼関係ができあがっているので、別行動で構わないのでしょう。気楽に付き合えるというのは、居心地の良さにも繋がります。
“長続きするカップルの休日の過ごし方”をご紹介しました。付き合って時間が経つほどに、その関係性も変わってきます。そのときどきの状態に合った休日の過ごし方を見付けられると、自然と長続きするのではないでしょうか。
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