男性から告白されたとき、素敵な言葉を贈られた方もいるでしょう。にもかかわらず、別れるときに、思いやりの欠片もない酷い言葉を浴びせられた人もいるはず。今回はそんな、“女が納得できなかった理不尽なお別れLINE”をご紹介しましょう。さて、あなたならどうする?
文・塚田牧夫
「元号も変わるし」
「付き合って三年になる彼がいます。お互いに気持ちが冷めてきているのは感じていました。今年に入ってから、別れ話も出るように。
彼からよく、別れようといった内容のLINEがくるようになりました。それに対して、私は“別れたくない”と返信をしていました。
そんなやり取りが繰り返されるなか、ひとつ納得できない理由がありました。“元号も変わるし”とのこと。いくらなんでもそれはないでしょう……」カナ(仮名)/28歳
元号が変わるのをキッカケに、気分や生活を一新したいと考える人は多いようです。だからといって、別れようというのは理不尽ですね。
「助けたい人がいる」
「突然、彼から別れを告げられました。理由を聞いても、曖昧な答えばかり。だからしつこくしていたら、本当の理由がLINEで送られてきました。
“助けたい人がいる”と言うんです。どんな人かと尋ねると、悪い男に掴まっていてなかなか離れられない女性……とのこと。傷付いてるから助けてあげたいと言うんだけど……。
私も傷付いてるし……。それには気付かないんだなと思いました」リョウコ(仮名)/30歳
ひとつ目標を決めると、周りが見えなくなってしまうタイプの男性もいます。誰かを助けようとすることで、自分自身が身近な人を傷付けてしまっていることに気付かないんですね。
「もう得るものはない」
「合コンで知り合った男性と付き合いました。彼は実家がお金持ちで、エリートのお坊ちゃま。何回か会ったとき、周りにはいないタイプで新鮮だと、告白されたんです。
それから一年。二人の仲も落ち着いてきて、私としては穏やかでいい関係を築けていると思っていたのですが、そこで“別れたい”というまさかのLINEが……。
“君からもう得るものはないかな”と言われてしまった。所詮は釣り合ってなかったってことでしょうか……」カリナ(仮名)/30歳
一年も経てば新鮮さが薄れるのは当然ですが……。恋人という存在の意味の捉え方において、違いがあったということでしょう。
“女が納得できなかった理不尽なお別れLINE”をご紹介しました。
理不尽ではありますが、所詮はこういう男性だったということ。しがみついても、きっとまた同じことを繰り返します。ここは、見切りをつけて良いところかもしれません。
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