最近では、LINEで告白することも多いようです。しかし、顔が見えないだけに、感情が伝わりにくい。すると、言葉の解釈の違いにより、思いがけない事態に発展してしまうこともあるようです。そこで今回は、“告白だと勘違いしたLINE”について女性たちに話を聞いたのでご紹介しましょう!
文・塚田牧夫
「付き合いたいぐらいです」
「よく一人でも行く飲み屋さんがあります。たまに常連が集まるパーティーが開かれるんですね。そこで、十歳も下の男の子と知り合いになりました。
なんか、いろいろ褒めてくれるんです。LINEでメッセージのやり取りをしていても、“キレイ”だの“落ち着いていて素敵”だの。嬉しいったらありゃしない。
そしてついに、“付き合いたいぐらいです”ときました。“じゃあ付き合っちゃおう”と言いたいぐらいだったけど、そこはいったん冷静に。
数日後、お店でその彼と会ったんです。そこで、LINEの意味を聞いてみました。すると、“本当に付き合いたいぐらいです”と言うんです。しかし、“結婚されてなかったら”と……。
いや、してないけど……と伝えると、微妙な表情に。それ以来、まったくLINEがこなくなりました」ナミエ(仮名)/35歳
「もう放したくない」
「職場の後輩に、シャイでいじられキャラの男の子がいるんです。ある飲み会のときも、彼のことを散々からかっていました。“私と付き合っちゃう?”みたいな感じで。
終わってから、一応フォローを入れておこうと、LINEしたんですね。“今日もごめんね”と伝えたあと、そこでまた“本当に好きになっちゃったんじゃない?”とからかってしまいました。
すると、“もう放したくない”と返ってきた。急に強気! しかも、告白……?
ドキドキしていたら、すぐに“間違えました!”ときました。“もう話したくない”と送ろうとしたそう。ただの誤変換でした」ユミ(仮名)/32歳
「俺のことどう思う?」
「学生時代から付き合いのある、ひとつ上の男性がいます。すごく可愛がってくれていて、食事などにもたまに連れていってくれるんです。でも、妹的存在かな……と思っていました。
あるとき、その先輩とLINEをしてたんですね。そうしたら急に、“俺のことどう思う?”ときました。ついにこのときが……とドキドキしました。
ここは、“お兄ちゃんみたい”とだけは言うまいと注意して、まず“頼りになる人”と返しました。すると、“マジで!”ともう喜んでる。
なんでも、会社で『360度フィードバック』という評価制度があり、周りにどう評価されるのか怖くて参考に聞いてみたんだと……。チッ……って感じでした」エリカ(仮名)/25歳
“女子が告白だと勘違いした男からのLINE”をご紹介しました。
OKしたのに、実は告白じゃなかった……なんていうパターンは一番恥ずかしいですから。告白されたと思っても、舞い上がってすぐに答えを出さないほうがいいのかもしれません。
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