鎖骨くらいのレングスがあればできる、ラフ可愛いシニヨンアレンジ。ゴムで毛束をおだんごにする方法だから、簡単で崩れにくいのがうれしい! 朝の支度を時短したい人や、ピンで留めるのが苦手な人にもおすすめです。ざっくり&コンパクトなシルエットに仕上げるため、ロングよりもミディアムヘア向き。高めの位置でちょこんとまとめて、大人キュートな雰囲気を放ってみて。
【HOW TO】
【1】
25㎜のヘアアイロンを使い、全体をリバース&フォワード方向へランダムに巻きます。キチンと巻く必要はなく、ゆるく仕上げるイメージでOK。
【2】
ソフトワックスまたはファイバーワックスを手によくのばし、髪全体にまんべんなくなじませます。
【3】
手ぐしでざっくりと髪をまとめ、後頭部高めの位置で結びます。ゴムがきつくなるまで結んだら、最後に毛束をおだんごにして。
【4】
トップとサイド、襟足の髪を間隔をあけながら引き出して、立体感を与えます。
【5】
【3】のおだんごを毛束を裂くようにして崩します。短い髪が出てくる時は、Uピンで留めるとgood。最後に長めの毛束をゴムに巻きつけてピンで留めると、より完成度が上がります。
こなれ感を出すコツは、ワックスを髪表面だけでなく内側にもしっかりとつけること。これで髪がまとまりやすくなり、毛束を引き出した時にツヤと束感が楽しめます。フェイスラインが気になる人は、顔まわりの髪を多めに残すとグッと小顔に。 やりすぎるとやぼったくなるから、ほおまわりに透け感が出るくらいの量を目安にして。柔らかめの髪質の人におすすめのアレンジですが、硬い髪質の人はベースを細かく巻くと作りやすくなります。丸顔の人は高めに、面長の人は少し低めの位置で結ぶとバランスが取りやすいから、鏡で見ながら似合う位置を探してみて。
スタイリスト/櫻井小百合(ZACC raffine) モデル/佐藤マリッア 文/永田未来(ichigo)