お腹を引き締めたい、でもハードな腹筋運動は続けられない…。そんな方にぜひ見ていただきたい本があります。それは『「そる」だけでやせる 腹筋革命』。立って上体を後ろにそるだけで、辛くないのにしっかりとお腹が鍛えられるのだとか。今回は特別に、「そる腹筋」のやり方もご紹介します。
疲労は少なく、お腹のさまざまな筋肉が鍛えられる「そる腹筋」
理学療法士で、ヨガのインストラクターでもある中村尚人さんの著書『「そる」だけでやせる 腹筋革命』。本で薦められているのは、身体を後ろに傾けるだけの「そる腹筋」です。頭や上半身の重さを利用した自重トレーニングで、簡単なのにしっかりと腹筋を鍛えることができると伝えています。
ある調査では、寝転がって上体を起こす「縮める腹筋」に比べ、そる腹筋は約1/3の疲労感しかないにも関わらず、20%以上も腹筋トレーニングの効果が高いという結果が出たのだとか。
縮める腹筋は、お腹の前面の腹直筋に集中的に負荷がかかるもの。それに対してそる腹筋は、腹直筋以外にも横腹の腹斜筋なども鍛えることができるそう。姿勢を安定させる腹横筋や多裂筋(たれつきん)にも効くので、美しい姿勢も目指せます。
実際に取り組んだ方の中には、3ヵ月で腹囲が約3cmマイナスになり、体重は5㎏ほど減ったという方もいるそう。(※効果には個人差があります)
楽なのに腹筋にアプローチできるそる腹筋。今すぐにやってみませんか?
3ステップで簡単。そる腹筋のやり方
それでは早速、そる腹筋の基本のやり方をご紹介します。
1. 両足を肩幅に開いて立ち、足の指を上げるようにします。
2. 両手を頭の後ろで組み、息を吸いながら上体を後ろにそらせます。
3. 息を吐きながら元の姿勢に戻ります。1回10秒を目安に行ってください。
著者の中村さんが行った、そる腹筋のレッスン動画も配信されているので、ぜひチェックしてみてください。
腹筋運動よりも断然楽な方法で、お腹の引き締め効果が期待できるならうれしいですよね。さらに横にそる動きや、ひねりを加えると負荷がアップするそう。詳しくは書籍で確認してみてくださいね。
photo / 株式会社 飛鳥新社
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