今年は5月から気温30度を超える日が続き、この先に一抹の不安がよぎりますが、本格的な夏の前に乗り越えなければならないのがあの季節、そう「梅雨」です。湿度が高く、しっとりと降り続く雨。体調を崩す方も多いんですよね。そんな時にはスパイスが効いた辛いものが食べたくなる!!
あなたは「黒」、それとも「赤」?辛さの先に旨みが続く辛麺で気分爽快!
今年は5月から気温30度を超える日が続き、この先に一抹の不安がよぎりますが、本格的な夏の前に乗り越えなければならないのがあの季節、そう「梅雨」です。湿度が高く、しっとりと降り続く雨。体調を崩す方も多いんですよね。そんな時にはスパイスが効いた辛いものが食べたくなる!!
今回ご紹介するのは、そんな季節にぴったりな宮崎名物の「辛麺」。1987年に小料理屋として始まった「桝元」は、締めの逸品として提供していた「辛麺」が評判となり、ついに辛麺専門の「辛麺屋 桝元」が誕生しました。
お店では1辛(小辛)から、限界を超えた辛さ!?の25辛(スーパー)まで選べるそうですが、こちらでお取り寄せできる辛麺「黒」は唐辛子3g入りの中辛レベル。それでもしっかりと辛そうですが、「赤」はなんと10g入りの袋が2つ入っており、1袋だけ使えばお店で言うところの「特辛」、2袋20gを使い切れば「激辛」とお好みに合わせて加減ができます。(唐辛子の量の差は写真のとおりです!)
麺も面白い! いわゆる韓国麺でそば粉と小麦粉で作られた透明でシャリシャリとした歯ごたえなので、地元では通称「こんにゃく麺」と呼ばれているんですって。作り方も簡単で、鍋に水を入れスープとかやくを入れ煮立たせ、別に用意した溶き卵を加え、30秒ほど湯がいた麺を加えるだけ。フリーズドライのかやくでも十分ですが、私はさらに炒めたニラとひき肉と足してみました。
まずは「黒」にチャレンジ!と、若干びびりながらスープを口に運ぶと、「た、確かに辛――――い!」「でも美味しいーーー!!」(笑)。そう、唐辛子の辛さに、にんにくや粗挽き挽肉から出る旨みが渾然一体となって何とも濃厚な味わい。辛い、けどもっと食べたいというクセになるヤツなんです。こんにゃく麺も細いのにスープがよく絡みます。
麺を食べた後のお楽しみは…残りスープで作る「雑炊」。残りスープに暖かいご飯をぱっと入れれば、あっという間にチゲ風雑炊の出来上がり! 実はこの雑炊までの流れを考えて、麺は若干少なめになっているとのことですので、ぜひ地元のご常連のように「雑炊」まで食べ切ることをお勧めします。
私は中辛の「黒」がちょうど食べやすかったですが、辛いものに自信のある猛者は「赤」にチャレンジしてみてください。唐辛子は山盛りですが、いわゆる韓国唐辛子粉のようにさらさらしていて、見た目ほどは辛くはないのであなたもイケるかも!?