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「あのママ、嫌われてるよ」と言ってきたママ。要注意なのはどっち?

子育て
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気の合う人とだけつきあっていればよかった学生時代とは違い、社会に出ると「いろんな人がいるものだなぁ」とつくづく感じることもあるのでは? たまたま子ども同士が同じ歳、同じクラスなどでご縁ができた「ママ友」もそうですよね。そんなママ友から、ある日こんなことをささやかれたら……どうしますか?

まるで小学生レベル。「嫌われているよ」って、大人が言う?

『同じクラスにいるママのことを、ほかのママから「あの人、嫌われているよ」と聞かされたら。どうしますか?』

ママスタBBSで見つけたのが、こんな投稿です。聞きたくなかった話かもしれませんが、時計の針を巻き戻すことはできません。

『そういう話を、いちいち真に受けるの? 学生じゃないんだから。そのよけいな情報を吹き込んできた女こそ、警戒したほうがいい』
『別にどうもしない。言われたママともふつうに関わるし、それで自分が嫌いになったら関わらないだけ。「嫌われているから」という理由で、つきあいを考えたりはしない』
『適当に「そうなんだー」と、流す。自分の勘を信じる』
『そもそも「嫌われているよ」っていう言い方がイヤだ。「あの人は〜なところがあるって噂だから、気をつけな」というならまだしも、「嫌われている」ってどんな情報? 小学生か! ってことで、気にしない』

ママスタに集まるママさんたちは、かなり冷静でした。多かったのは、「へー」と言って流すパターン。「告げ口してきたママこそ、要注意」と感じる人も少なくありませんでした。

実際にいるという目撃談も。そんなことを言う心の内は?

実際に似たようなことを言ってくる人は、いるのでしょうか?

『そういう人、いる! 自分がその人を嫌いだから、まわりにも仲よくしてほしくないんだよね』
『言ってきた人に、気をつける。言われていたママもいたけど、たまたま知り合いつながりで話してみたらすごくいい人だった。その後ようすを見ていたら、最初に言ってきた人が仲間外れにしたいだけだったよ。嫌いな人をそうやって排除しようとするなんて、本当に怖い』
『いるいるー! 自分の子どもから聞いたうちの子の悪口を、私にていねいに教えてくれた人がそのタイプだった(笑)。言わずにはいられないんだろうね』

いくつかの目撃談によれば「嫌われているよ」などと言い出すのは、やはり裏になにかある人のようです。
一方で、その逆パターンもけっこうありました。

『まずは伝えてきた人が、要注意だよね。でも忠告されたけど気にせず”嫌われママ”とおつきあいしていたら、本当にとんでもない人だったことはある。トラブルも起こされて、「だから言ったのにー!」って言われたよ』
『絶対にあいさつをしてくれない無愛想なママがいるんだけど、自分の仲よしママにはめちゃくちゃ笑顔。私はふつうのママさんを悪くは言わないけど、思わず「私、なにかしたのかなぁ?」ってポロッと言ったときに「ああ、あの人はかわいそうな人なの。みんな”残念な人”って言っているから、気にしないほうがいいよ」と言われたことがある。いろいろ言われている人は、なにかしらやっていることが多いよ』

これは微妙ですね。「言ってきた人も言われている人も、ひそかに警戒する」という声がちらほらありました。

関わりたくないなら、相づちは適当に。同調しないこと!

こんなシーンに遭遇したときの対応方法を、アドバイスしてくれたママもいます。

『私は「それはそうと……今夜の夕飯、どうしようかな〜」と、当たり障りのない話題に替えるかな。相手の意見に返答しないのが一番!』
『話を「そうなんだー」って聞いていると、「○○さん(私のこと)も言っていた」、から「○○さんが言っていた」にだんだん話がふくらんで伝わることもある。噂話は”はひふへほ”でしか返さないって、某タレントさんが言っててなるほど!って思ったよ。「はぁ」「へぇ」「ほぅ」みたいにね(笑)』
『こういうママネットワークほど、あてにならないものはないと思う。人には合う合わないがあるし、子ども同士の行き違いや勘違いで勝手に怒っているママもいる。ちょっとしたことから噂がひとり歩きして、ふつうのママさんが悪人みたいに思われていることもあるよ。自分の目で判断したほうがいい』
『同じクラスのママ友ていどなら、「ふーん」で終わり。でも嫌われている理由を知りたいのが、本音。役員や子ども絡みで、関わらなきゃいけないかもしれないし。事前情報は助かるよ。信用しているママ友に言われたのなら、突っ込んで聞くかな』

たしかに情報をくれたママとの関係性でも、大きく対応は変わるところですよね。とはいえよほど仲のよいママ友から言われたのでなければ、サラリと流すのが賢明のよう。とりあえずは「へぇ〜」と答えて、ママたちのなりゆきをそっと見守ってみてはいかがでしょうか?

文・鈴木麻子 編集・しのむ

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