DV男と付き合うと大変な思いをしてしまいます。うまく回避するにはどうすれば良いのでしょうか。詳しく話を聞いてみました。
神崎なつめ
付き合った男性が手を出す人だと、体も心も傷ついてしまい、辛い思いをすることになってしまいます。できることなら、付き合う前からうまく彼らを回避したいですよね。
どのようなところで、見極めることができるのでしょうか。fumumu取材班は、DV男と付き合ってしまった経験のある女性に話を聞いてみました。
①自分の思い通りにしたい
「DV男って、口での話し合いができないから、ついカッとなって手が出てしまうんですよね。折り合いをうまくつけることができず、自分の要求を100パーセント通したがるから、思い通りにならないときは力でねじ伏せようとします。
もともと付き合う前は、短気な男性なんだろうくらいに思っていたんですけれど、これがわかってからはDV男の特徴みたいなものが見えてきました。人との話し合いもだし、電車の遅延とかどうにもならないことでも、思い通りにならないとわかりやすくイラつくていたんですよね。
ひどい場合には物に当たることもあったので、人に当たってしまうのも納得だと思いました」(20代・女性)
②人を負かした経験を語る
「いつも、人を負かした経験を自慢げに話すので、競争心の高い人なのかなと思っていました。男性って、結構男同士で張り合うイメージがあったので、大して気にしていなかったんですよね。
でも、付き合って認識の甘さに気付かされました。負かしたことを誇らしいと思うって、つまり相手を屈服させたことに満足しているし、それをかっこいいと思っているんですよね。そういう男性は力のない女の人を負かして喜んでしまうので、DV化しやすいと思うし、気をつけたほうがいいと思いました」(30代・女性)
③他人の気持ちを理解できない
「察するのが苦手な男性なんだろうな…と思っていたのですが、異常なくらいに他人を理解できなくて、唖然としてました。『嫌だ』と言葉で伝えても、それが通じないんですよね。ちょっとサイコパスじみていて、怖い思いをしました。
他人を理解できないからこそ、自分本位で自己中心的なんだと思います。そして、それを押し付けるために、DVをしてしまうのかなと…」(20代・女性)
DV男の見分けは、会話の中でできそうですね。違和感を覚えたら、よく見極めをしたいところです。
(文/fumumu編集部・神崎なつめ)