冷凍庫から取り出したカチカチのアイスクリーム。すぐに食べたいけど、かたすぎてアイスをすくうのが大変......。
そんな経験はないでしょうか。
東京バーゲンマニア記者は、ご褒美アイス(カップの有名なあのアイス)を食べるたび感じていました。
じつは最近、"カチカチアイス問題"を解決できそうなスプーンを発見! かたいアイスも簡単に食べられるというのです。いったいどれほどの"実力"なのか、試してみることにしました。
累計で75万本販売
見つけたのは、2019年6月26日~28日に開催された「第10回国際テーブル&キッチンウェアEXPO夏」。磁器・漆器、洋食器、カトラリー、鍋・フライパンなど、世界中からさまざまな製品が集まる商談専門店です。
会場をぶらぶらと巡っていたところ、キッチン雑貨メーカー「アイデアセキカワ」(本社・新潟)のブースで、発見しました!
「アルミアイスクリームスプーン」です。
2017年ごろからSNSで人気のアイテムのようですが、記者が現物を手に取ったのは初めてです。
このスプーン、なんと累計で75万本も販売しているという大ヒット商品。
いったいどんなスプーンなのかというと、熱が伝わりやすいアルミ素材のため、体温でアイスクリームを溶かしながらすくうことができます。そう、カチカチのアイスクリームでもすぐに食べられるという優れものなのです!
ブースには、さまざまなデザインが置いてありました。希望小売価格は500円~850円前後です。ニトリでは、シンプルな無地のデザインのもの(ゴールド・シルバー・ターコイズブルー・ピンク)は税別462円で購入できます。
現在は、ニトリなどホームセンターで購入することができます。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
カチカチアイスで試してみた
アイデアセキカワのブースで、アルミアイスクリームスプーンの商品サンプルをもらったので、本当にカチカチのアイスがすくえるのか、一般的なステンレス製、コンビニでもらったプラスチック製の3種のスプーンで試してみました。
今回は、叩くとコンコンとなるくらいカッチカチのアイスを用意。残念ながら、プラスチック製はまったく歯が立ちませんでした。力を入れてアイスをすくおうとすると、持ち手がしなり、折れそうになったので断念しました。
次に、ステンレス製で試しました。かなり力を入れれば、アイスの中にスプーンが入っていきました。なんとかアイスを少しすくえました。
いよいよアルミ製です。アイスをカチカチにし過ぎたせいか、ステンレス製ほどではないですが、すくうのにぐっと力を入れる必要がありました。2~3口食べていると、快適にすくえるようになりました。
スプーンの先が細くなっていない長方形デザインなので、アイスに当たる面が広くなり、すくいやすいように感じました。また、ステンレス製より断然軽いので、持つ手も楽です。
ステンレス製と比べ、劇的な変化があるわけではないですが、アルミアイスクリームスプーンのほうが食べやすいのは確かではないかと思います。
500円くらいなら1つ持っていてもよさそう。アイス好きはぜひチェックしてみて。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。