身体がしっかり温まる「チゲ」は、寒い時期にぴったり。近年はコンビニ各社でもチゲ系の商品が充実しており、気軽に購入できるようになっています。
今回は、コンビニ大手3社(ファミリーマート・セブン-イレブン・ローソン)の「チゲ」を食べ比べ。味わいや辛さ、具材の種類などの違いを検証してみました。
製造元はセブン-イレブンのみ異なる
製造元を調べると、ファミリーマートとローソンはどちらも「タイヘイ」、セブン-イレブンは「武蔵野」とそれぞれ異なるメーカーでした。さらに、調理方法もファミリーマートとローソンは電子レンジ調理に対応している一方、セブン-イレブンのみ鍋で煮込むタイプです。
こうした背景を踏まえると、セブン-イレブンの商品は他2社とは味の方向性が少し異なるのかもしれません。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
ファミリーマート「あさりとキムチの旨辛スンドゥブチゲ」438円(税込)実食レポ
貝・エビ・牛肉の旨みがきいたスープが特徴。唐辛子の辛さもしっかりと感じられるタイプのスンドゥブチゲです。なめらか豆腐も入っています。
100gあたり96kcal・たんぱく質4.8g・脂質6.9g・炭水化物4.3g・食塩相当量1.2gです。
容器の半分ほどある大きな豆腐が印象的ですね。その他の具材としては、白菜や豚肉、はくさいキムチ、ボイルあさりむき身、白ネギが入っています。
唐辛子の辛さがビリビリと舌を刺激し、強烈な辛味が印象的です。今回食べ比べた3品の中でも、群を抜いて辛さが際立っています。スープにはキムチや白菜、あさりなどの旨味もしっかり染み込んでいますが、それ以上に辛さが前面に出ていて、とても刺激的な味わいに仕上がっています。
気になる大きな豆腐はとてもなめらかな口あたりで、まるで口の中でとろけていくかのようです。
具材はとても辛いスープをしっかりと吸っているからか、本当に「辛い」とした感想が出てきません。辛党の人にとてもおすすめ。
ネット上では「本当に美味しすぎてご飯が進む!ご飯とセットで食べるのがおすすめ」や「何度か完食を諦めそうになるくらいに辛くて本格的」といった声が出ています。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
セブン-イレブン「7プレミアム 旨辛チゲ」537円(税込)実食レポ
鍋に入れて煮込むだけで出来立ての味を楽しめる旨辛チゲ。1日に必要な野菜の2分の1を使用しています。
1食429gあたり225kcal・たんぱく質13.3g・脂質14.2g・炭水化物13.3g・食塩相当量3.0gです。
野菜がとても多いのが印象的です。具材は、キャベツ、もやし、ぶなしめじ、にら、はくさいキムチ、豚肉、あさりが入っています。なお、豆腐は入っていません。
唐辛子のピリッとした刺激はしっかり感じられるものの、ファミリーマートのチゲほどの強い辛さではありません。スープには野菜や豚肉の旨味が溶け込み、白菜キムチの軽やかな酸味が後味を引き締めています。
野菜がたっぷり入っており、野菜を主役にチゲを味わいたい人におすすめです。ボリュームも十分ありますので、食事のメインとしてもしっかり満足できる一品です。
ネット上では「お酒のお供にちょうどいい」や「豆腐を追加して煮込むとなおのこと良い」といった意見が出ています。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。