我が家のキッチンは家の西側に面しておりまして、夏場はほんっとキッチンが地獄のように暑くなります。
若いころは暑くても我慢大会とかやっていたものですが(暑いけどギリギリまでエアコンのお世話にならない!という謎の我慢大会。笑い)、メイ(わんこ)を飼うようになってからというもの、
「エアコンは我慢せずにつけよう、だってメイが暑がってるから」
「わたしはそんなに暑くないけど、温度計は29度だからエアコンつけよう、だってメイが」
と、わんこを理由にすぐつけるようになりました。
これって大事なことで、年取ってくるとだんだんと皮膚感覚も鈍くなってくるので(しかも昭和生まれは我慢強い)、じっとしいてたら暑くないし、一人だけのために電気代勿体ないから……とエアコンを付けず、その結果、家の中でお年寄りが熱中症になってしまうって、毎年のようにテレビでも言ってますよねぇ~。
そんなわけで、わんこのために夏場はほぼ24時間リビングのエアコンを付けているのですが、それでも西日が直接差し込んでくるキッチンにはなるべく長時間立ちたくない!火も使いたくない!というわけで、今月は火を使わずとも、切るだけで美味しい焼き豚を送って頂きました。
なーんにもしたくないとき、これからの季節あるあるだし…… 絶対間違いなく美味しい焼き豚のお取り寄せは、暑さで体調が左右されやすい微妙なお年頃、アラフィフ主婦の強い味方になってくれました。
包装もしっかりしているので、贈り物としても使えそう。特別感があります。
まずはスライスしてそのままお味見してみました。しっとりとした肉質と脂身の甘みのバランスがとても良いです! 味付けはけっして甘すぎず、薄味なんだけどしっかりちゃんとしみ込んでいる感じ。上品な仕上がりだと思いました。いい意味でたれが主張しすぎないので、中華にも和風にもアレンジできそう!
ご飯の上に乗せて、オリーブオイルとあらびきガーリックとブラックペパーを振り、ちょっと洋風のどんぶりに。これは飲んだ後の〆ご飯にいいかも♪
そのままで美味しい焼豚なんですが、お肉の端っこの部分を使って、冷ややっこにしてみました。冷蔵庫に入っているものなんでも入れちゃってOK! 意外と食感が楽しかったりするので、お漬物を入れるのがポイントです。
「焼豚入り爆弾冷ややっこ」のレシピ
■材料(2人分)
・炭焼き焼き豚 端っこの部分 30g
・刻み沢庵 お箸でふたつまみくらい
・おくら 2本
・長芋 30g
・茗荷 1本
・醤油 小さじ1
・美味しいお豆腐 2人分
・白ごま 少々
■作り方
1. おくらは板ずりにして小口切りに、茗荷は斜め薄切りに、長芋は皮を剥いてあられ切りに、炭焼き焼き豚も同じくらいの大きさにカットする。
2. 豆腐以外の材料を全て合わせてざっくりと混ぜる。
3. 器に豆腐を盛り付け、2を乗せる。お醤油を香りづけ程度に少量垂らし、白ごまを指先でひねりながらかける。
あえて強い味付けはせず、素材の味を生かすようにしたほうがそれぞれの具がひとつひとつ感じられて美味しいです。焼き豚の旨味も引き立ちます。
火を使わずにいろいろアレンジ出来るお助け焼き豚、食欲を落としがちな夏場の食生活の味方です!!