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北海道の人気ブランド「もりもと」の、道産トマト使用「太陽いっぱいの真っ赤なゼリー」/人気店の定番スイーツ vol.10

北海道千歳市の菓子店「もりもと」は、2019年に創業70周年を迎えます。お土産として人気の「ハスカップジュエリー」をはじめ、北海道産素材を使った商品を多数発売しているお店です。

長年愛される「定番」スイーツをご紹介する連載、第10回は、北海道で創業70周年を迎える「もりもと」の「太陽いっぱいの真っ赤なゼリー」です。

北海道の恵みを閉じ込めた真っ赤なトマトゼリー

北海道千歳市の菓子店「もりもと」は、2019年に創業70周年を迎えます。お土産として人気の「ハスカップジュエリー」をはじめ、北海道産素材を使った商品を多数発売しているお店です。

「太陽いっぱいの真っ赤なゼリー」は、北海道産のトマトを使ったゼリーとして2000年に発売。今は他のフルーツを使ったラインナップも揃い、「太陽いっぱいシリーズ」として夏場の人気商品となっています。

原材料として使用しているのは、糖度が高く、そのまま食べても美味しいトマトですが、現会長がトマト好きでいらして、ゼリーにしてみてもいいのではないかと考案されたそうです。

当時、トマトを使ったゼリーというのはまだ珍しく、当初は、野菜を使用したスイーツということで、試食していただくのも難しかったのだとか。それでも、地道に試食販売を続けたところ、徐々に評判に。2007年には、TV番組で紹介されたことがきっかけで、全国から注文が殺到するようになったと言います。

トマトの味わいを引き出す秘密とは?

目指したのは、トマトそのものの美味しさを引き立てるゼリー。トマトそのものの味のよさももちろんですが、単にトマトが濃厚!というのではなく、バランスを考慮して、トマトの青臭さが感じられないように工夫されています。

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実は、開発を担当されたのが、トマトが苦手なパティシエの方だったので、試食なども苦心されたそうですが、結果として、トマト嫌いな方でも召し上がっていただけるような、とてもフルーティーで食べやすい味になりました。

その後も試行錯誤を経て、現在は、札幌の西に位置する仁木町産のトマトを使用。そのまま食べても美味しいと評判のミニトマト「キャロル7」と、中玉トマトの「シンディスイート」を選んでいるそうです。

地元産素材を活かしたお菓子を作って70年

カップのデザインもおしゃれで、赤色に緑の取っ手つきのホルダーという、いかにもトマトらしい色彩も映えますね。常温で持ち歩きでき、賞味期限も長めなので、食べたい分だけ冷やして食べられます。

ハスカップ、メロン、りんごと種類も増え、いずれも北海道産のフルーツを使用したもの。4種詰め合わせセットもあり、北海道の豊かな自然の恵みを満喫することができます。

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現在、千歳の本店は建て替え工事中のため、仮店舗での営業中。今年から来年を目指し、オープン予定だそうです。新千歳空港内にもショップがあるので、北海道旅行や出張のお土産を買うのに便利です。また、札幌市内や苫小牧、室蘭、江別、小樽、旭川、函館など、北海道内の各地にも店舗があります。

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70周年を経た「もりもと」が、今後さらに、北海道からどのようなスイーツを発信していくのか、楽しみですね!

太陽いっぱいの真っ赤なゼリー/もりもと
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