猛暑日の朝、妻がエアコンを付けると…「自分さえよければいい」夫のありえない言動に、怒りの声が続出
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連日危険なほどの暑さが続き、屋内ではエアコンを適切使用して熱中症対策に務めるよう呼びかけられている。
そんな中『Yahoo!知恵袋』に、夫からエアコンの使用を厳しく制限されてしまっているという女性からの相談が寄せられ、波紋を広げている。
■猛暑の朝、エアコン付けたら…
ある暑い日の朝、投稿者がエアコンを付けたところ、そのことに夫が激怒。エアコンの電源コードとリモコンの電池を抜いて出勤していってしまったという。なお、投稿者はマンションに住んでおり、風通しが悪く室温は朝から30℃を超えることもあるのだとか。
しかし、夫と夫の家族はこれまで極力エアコンを使わずに生活してきたそうで、現在は就寝時の使用だけ黙認されている状況なのだそう。
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■投稿者の主張は聞き入れられず
投稿者は、幼稚園に通う子供の弁当が暑さで傷んでしまわないか心配であること、そして、投稿者も子供も暑さに参っていると訴えたそうだが、夫はまるで聞き入れず。
弁当作りについては「世の母親はもっと(暑くなる前に)早起きし、もっと早く出勤している」といったことを返されてしまったという。
「皆様のお宅では、気温が何℃なら付ける、こういった状況なら付けるなどは決まっていますか? 朝からエアコンはやはり贅沢でしょうか」「今朝は31.9℃、現在は32.8℃です。暑いです。エアコン付けようと思えば付けられますが、また怒られるかと思うと憂鬱です」と、意見を求めている。
■「死亡する危険も…」怒りの声
こちらのトピックには、室内でも熱中症で死亡する危険があることを訴える声が殺到。
節約したい気持ちは理解できるものの、妻と子供の訴えをまるで無視しているかのような態度に、「モラハラ」「DVでは」と非難する声も目立つ。
「子供になにか重大なことが起きる前に絶対に対処して下さい。毎日何人も暑さで倒れてるし、気象庁は外に出るなと言ってるんですよ? 許される環境なら子供を連れて実家に避難」
「節約も結構だが、エアコンを使わないと場合によっては死亡することになります。死なないまでも、重症化すれば入院。入院や葬儀にかかる費用と、エアコンに使う電気代、どちらが安いか考えさせたほうが良いでしょう」
「つければ良いよ。黙ってればわからない。夫はモラハラだね」
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■他人事ではない熱中症の恐怖
2018年には全国的に災害級の酷暑となり、今シーズンも連日熱中症で多くの人が搬送されたとのニュースが報道されている。
しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,342名を対象に実施した調査では、全体で約2割の人が「熱中症になった経験がある」と回答した。
およそ5人に1人と考えると、誰もが熱中症で倒れる危険性があることを、痛感するデータではないだろうか。
自分は暑さに強く耐えることができても、それを他人に強要することは、命を奪ってしまう危険があるということ。そして、節約も大切だが、そのケチったお金で失うもののほうが大きいということを、どうか心に留めておいてほしい。
(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年7月14日~2017年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1342名(有効回答数)