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「拭き取りセット」を準備すると朝の洗いもの時間が短縮できる!

慌ただしい朝、洗いものをそのままにして出かけてしまった経験はありませんか。仕方がないこととはいえ、朝の「残し家事」は、帰宅後のゆとりややる気を奪うもの。この記事では、洗いものの時短につながる「拭き取りセット」についてご紹介します。

saitaPULS編集部

汚さないように気をつければ、洗いものはラクになる

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洗いものの手間を減らすために大切なことのひとつが「なるべく汚さない」ことです。
汚さないコツは、洗う前の重ね方にあります。食べ終えた食器を片づけるときに、汚れたお皿同士を重ねていませんか。もしそうならば、その習慣をやめるだけでも洗いものはラクになります。
汚れたお皿の上に別なお皿を重ねると、お皿の底面が汚れてしまいます。「どうせお皿の両面を洗うから気にならない」という人もいるかもしれません。でも、ソースや油などの汚れがついているのと、ついていないのとでは、汚れの落ちやすさは変わってきます。
まずは「汚さない」ことが第一歩です。

拭き取るひと手間が時短につながる

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では、使うことで汚れたお皿はどうすれば良いのでしょうか。オムレツにかけたケチャップや、ベーコンの脂がべっとりとついたお皿などです。そうした汚れには、「拭き取る」作業を加えます。
脂がべっとりついているときは「から拭き」、ケチャップなどの汚れは「水拭き」をすると、するんと落ちます。より頑固な汚れの場合、から拭きをしてから水拭きをすると安心です。それでも汚れが残る場合、使ったあとのティーバッグやくず野菜などに洗剤をつけて「予洗い」します。
このように、あらかじめ汚れを落としてから洗いものを始めれば、汚れていたはずのお皿でもコップを洗うようにかんたんにきれいにすることができます。

時短のコツは「セット化」

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拭き取るのにかかる時間は、ほんの数秒です。そのわずかな作業だけで、何度もゴシゴシこすったり、汚れたスポンジをきれいにしてから洗いものを再開したりする手間がなくなります。
さらに時短させるためには「セット化」をしておくのがおすすめです。拭き取り作業に使うものをひとまとめにしたものを用意しておくのです。食事の前に、拭き取りセットを手の届くところに置いておけば、食べたあとにすぐ拭き取り作業に取りかかれます。
なお、拭き取るときに使うものは、使い古しの布を小さく切ったウエス。ウエスを用意するのが面倒ならば、ティッシュやウエットシートがあれば十分です。汚れた布や紙を捨てるための袋を合わせて用意したり、近くにごみ箱を置いておくなどの工夫をすると、さらに手軽になります。

まずは「汚さない」ように工夫する。汚れたものは拭き取ってから洗う。このルールを守るだけで、洗いものは今よりずっと時短になるはずです。

文/三條凛花 http://365kaji.blog.jp/

http://365kaji.blog.jp/

整理収納アドバイザー。時間の使い方を整えることで家事や片づけがラクになる方法を提案している。著書に『時間が貯まる魔法の家事ノート』(扶桑社)など。

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