麻織物の老舗で、現在は日本の工芸をベースにした“暮らしの道具”を展開する「中川政七商店」の新店舗が、今秋グランドオープンする「大丸心斎橋店 本館」にオープンします。茶道ブランド「茶論」を併設した初の一体型店舗で、暮らしの道具と茶道が一度に楽しめます。
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創業300年の老舗が現代に提案。“暮らしの道具”と“茶道文化の入り口”
約1, 500点の暮らしの道具に出会える
「中川政七商店」は、直営店56店舗あり、台所の道具や季節のしつらい、服飾小物など、日本の工芸をベースにした暮らしの道具を約1,500点展開しています。
2019年9月20日(金)より、オープンする大丸心斎橋店では、茶道ブランド「茶論」を併設した初の一体型店舗で、季節の移ろいにあわせた“お茶としつらい”を提案。秋はほうじ茶と紅葉飾りで心を潤し、冬には大福茶とお正月飾りで招福祈願といったように、一年を通してお茶と歳時記のある暮らしを楽しむヒントに出会えます。
テーブルスタイルの茶道が愉しめる
「茶論」の稽古では、日常の中でお茶を愉しんでほしい、という思いから畳ではなくテーブルを使った新しいスタイルで行うのが特徴。茶人・木村宗慎氏監修による初級・中級・上級の3つのコースのもと、茶道の歴史から点前まで、自由なスタイルで学ぶことができます。
また、継続的な稽古だけでなく当日参加可能な気軽にお茶を点てられるワークショップも開催予定。海外からの旅行者も楽しみながら、お茶を通して日本のもてなしの心に触れることができます。
■コース料金例:茶の湯ワークショップ(英語対応有)/2,000円~(税抜)
大丸心斎橋店だけの特別な道具も展開
さらに、“暮らしの道具”と“茶道文化の入り口”が一度に味わえる大丸心斎橋店だけの、お茶にまつわる道具をラインナップ。
1717年創業「大丸」の象徴であるピーコックレリーフをイメージした煎茶用の湯呑は、大丸心斎橋店限定となっています。重ねてしまえる機能的な湯呑に、鮮やかな青緑色を配色しています。
茶道未経験でも揃えたくなるような「茶論」オリジナルの茶道具や、隅切銘々皿や拭き漆の菓子切など、日本の暮らしに根差した道具が一挙に揃う、まったく新しい空間です。
今まで茶道経験のない方も、茶道に触れる最初のきっかけに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
店舗概要
2019年9月20日(金)OPEN
中川政七商店 大丸心斎橋店
住所:大阪市中央区心斎橋筋1-7-1 大丸心斎橋店本館8F
業態:生活雑貨の販売
茶論 心斎橋店
住所:大阪市中央区心斎橋筋1-7-1 大丸心斎橋店本館8F
業態:稽古(茶道教室)、見世(茶道具の販売)