すると、ここで意外な事実が判明。それは全員が「喫煙女子」であるということ。そして、その喫煙習慣が仕事にも役立っていることがわかりました。
Dさん え、みんなたばこ吸うんだね! 普段、どんなタイミングで吸っている?
Hさん オフィスに到着したら、まずは喫煙所に向かってそこで2本吸う。そのときにスケジュールを確認して、エンジンがかかる感じ。
Yさん ランチの前後とか、おやつ休憩のタイミングでも吸うかな。
Hさん うんうん。ひと区切りつけるタイミングだよね。それで言うと、仕事終わりもそう。抜け漏れがないか振り返りつつ、一服するの。
Mさん 終わった~お疲れさま~ってスッキリするときもあれば、ちょっとモヤモヤしながら吸うときもあるよね(笑)。
Dさん わかる~! いずれにしても、思考の整理につながるね。
Hさん そうそう。たった5分なんだけど、自分の時間を作ることができるから、たとえイライラしていてもちょっと落ち着いたりする。海外セレブたちが実践しているマインドフルネスに近いと思うんだ(笑)。
Mさん それと、コミュニケーションツールにもならない? 会議終わりに喫煙所で「さっきのどうだった?」って本音を探ったりとか。喫煙者のコミュニティって不思議な絆があって、話もしやすいし、すぐに打ち解けられる気がする。
喫煙が「思考の整理」や「コミュニケーション」につながっているよう。実は喫煙習慣のあるanan総研メンバーにもアンケートをとってみたところ、似たような回答が得られました!
「喫煙がマインドリセットのスイッチになっています。また、同じ喫煙者同士だと、業務やプライベートでも絡むことがない相手ともコミュニケーションが取りやすいです」(24歳・会社員)
「会話する機会が圧倒的に増えるから、喫煙所でよく会う人とは深い付き合いになったりします。実際、学生時代に仲良くなって、いまでも縁が続いているのは喫煙仲間ばかり。また、男性が多い職場で働いていたときは、喫煙を機に距離を縮めることが多かったです」(30歳・自由業)
喫煙するからには、周囲の人への配慮を怠らない
喫煙が意外と仕事にも役立つことがわかったものの、たばこを吸わない人のなかには、喫煙に対してあまりいい印象を抱いていない人も少なくないはず。だからこそ、喫煙女子たちが周囲にどんな配慮をしているのか、聞いてみました。
Dさん うちの会社は喫煙者が少ないので、たばこ休憩を取る回数には注意している。たばこ休憩が多い=サボっていると受け取られてしまうので、なるべくみんなが休憩しているタイミングに合わせたりとか。
Mさん あー、それはあるね。同じ喫煙者からしても、頻繁にたばこを吸いに出て行く人はナシだもん…。そこはマナーをわきまえないと。
Hさん あとは、やっぱりにおいだよね。
Yさん 結局それが一番大きいのかな。だから私は、なるべくにおいの少ない銘柄を吸うようにしている。彼氏がたばこを吸わない人なのもあって、においがしないものが選ぶ基準になっているかも。
Hさん 私もにおいは気にしているんだけど、加熱式たばこと紙たばこを併用するのはオススメだよ。加熱式たばこの中でも特に最近はにおいがないものもあるから、においを残したくないシチュエーションではそっちを吸うの。
Dさん TPOによって使いわけるイメージだね!
「出社前やデート前など、人と会う直前には紙たばこの代わりに加熱式たばこを吸うようにしています。紙たばこを吸ってしまうと、どうしても髪の毛や服ににおいが残ってしまうので、たとえ相手に気づかれていなかったとしても、私自身が落ち着かなくて…。でも、加熱式たばこを併用するようになってから、そんなモヤモヤもなくなりました」(30歳・会社員)
「数年前に加熱式たばこに切り替えました。フルーツ系のフレーバーも充実しているので、気分によって吸い分けているんです。会議前のような緊張してしまうシーンではスッキリ系のフレーバー、寝る前は甘めのフレーバーなど、うまく使い分けることで自分のマインドをコントロールできるようになった気がします」(26歳・会社員)
美容、健康、仕事…すべてにおいて手を抜かないバリキャリ女子たち。自分を磨くことはもちろん、周囲を思いやる気持ちが、活躍し続ける秘訣なのかも。
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