どんなときも自分らしくいるための秘訣、歳を重ねることへの想い、そして50代になった今だからわかること。おふたりが考える“女性として、歳を重ねることの楽しさ”とは――。奇跡の美容クロストーク、後編です!
どんなときも自分らしくいるための秘訣、歳を重ねることへの想い、そして50代になった今だからわかること。おふたりが考える“女性として、歳を重ねることの楽しさ”とは――。奇跡の美容クロストーク、後編です!
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PROFILE (右)君島十和子さん
1966年生まれ、現在53歳。モデル・女優として活躍後、結婚を機に芸能界を引退。二女の母。コスメブランド「FTC」のクリエイティブディレクター。透き通るような美肌は全女性の憧れ。
(左)水谷雅子さん
1968年生まれ、現在51歳。愛知県在住。美魔女ブームの先駆け的存在で、27歳と24歳の子を持つ母でもある。プロ並みのセルフネイルにも注目!
美は、健やかな心と体に宿るもの。 自分らしく歳を重ねる秘訣とは?
水谷さん
40歳を過ぎて気づいたのですが、心の美しさは表情や佇まいにも表れますよね。十和子さんは、自分らしくあるためにどんなことを意識されていますか?
君島さん
これだけの情報社会なので、迷いそうになることもありますが、仕事に対しては流されることなく「本当に自分がいいと思うものはなんだろう」と常に自問自答しています。水谷さんは?
水谷さん
ストレスを溜めないように心がけています。どんなに美容を意識していても、心に不安や不満があると気の巡りが滞って体やお肌の不調として表れてしまうので。自分の気持ちに素直になること、アクセサリーを手作りするなど自分だけの時間を持つことがストレス解消になっています。
君島さん
歳を重ねるにつれて、年齢に対する思いも変わりましたね。30代から40代になるときは、すごく抵抗があったんです。「40」という数字にとても違和感があったし、40代になっても変に力が入っていた気がします。けれど、過ぎてみれば心配していたほどの大きな違いはなくて。
水谷さん
私も十和子さんと同じで、30代が終わるときはすごく嫌でした。でも、40代も50代も、いざ突入してみると楽しいですよね。
君島さん
そうそう。50代に入ると手放すものがたくさんあって、むしろ楽になったと感じるほど。“若く見せたい”とか、20代の人に対抗するような力みはまったくありません。今思えば、年齢のことでそんなに身構える必要はなかったなと。
水谷さん
若々しいのは素敵なことですが、“若い頃のままでいること”にとらわれる必要はないですもんね。
君島さん
そうですね。もちろん、年齢を重ねると必然的に気にしなければならないことは増えるけれど、「女性に生まれた楽しみが増えたんだ」と考えるようになりました。
水谷さん
たしかに50代になると体力的な不安もありますが、そのぶんケアすればいいだけ。年齢を言い訳にするのではなく、新しいことに挑戦しながら賢く、経験豊かになることで、本当の心地よさに出会いたいなと思います。
君島さん
そして年齢を重ねれば重ねるほど、健康なくして美は望めない!と実感するようになりますよね。若い頃は、貧血になるほど食事制限したこともあるけれど、その経験があったからこそバランスよく食べることや体質を客観的に知ることの重要性も実感できる。