涼しくなり肌の露出は減ったものの、ぴったりとしたニットやカットソーを着たときに意外と目立つぽっこりお腹や脇腹のお肉。そこで今回は、お腹に効くストレッチを3つご紹介します。簡単な動きで、家事の合間やオフフィスでの休憩時間などに行えるので、キツイ運動は苦手、ジムに行く時間がないという方におすすめですよ。
テレビを見ながらでもできる「お腹のストレッチ」
お腹の前面にある腹直筋に効くストレッチ。ぽっこりお腹の原因にもなる猫背の改善や腰痛緩和にも効果が期待できますよ。
寝そべって正面を向いて行うので、自宅でテレビを見ながらでもできますね。
ストレッチの手順
1. うつ伏せになり、両肘を床につけ、肘で床を押すようにしながら上体を起こします。お腹が気持ち良く伸びていると感じるところで止め、ゆっくり呼吸をしながら20秒ほどキープします。
2. 続いて両手を床につけて肘を伸ばし、さらに上体を起こして、同じように呼吸を続けながら20秒ほどキープしてください。
上体を起こしているときは胸を張り、肋骨など胸の辺りの骨を上に引き上げるイメージで行います。また、骨盤は床につけたままにし、腰を反らせすぎないよう心がけてください。
料理の合間にできる「腰のストレッチ」
簡単な動きでありながら、横腹部分の腹斜筋・背中の広範囲にわたる広背筋・背骨の下方の両脇にある腰方形筋(ようほうけいきん)の3つが伸ばせるストレッチです。続ければ、ウエストの引き締めのほかに、腰痛緩和にも効果が期待できます。
料理中の待ち時間など、ちょっとした合間に行ってみましょう。場所を取らないので、キッチンでも気兼ねなくできますよ。
ストレッチの手順
1. 両足を肩幅程度に開いて立ち、上体を横に傾けます。傾けた側の手はそのままピンと伸ばすようにし、もう片方の手は耳に添えるようにしてください。
2. 腰や脇腹の辺りが気持ち良く伸びていると感じるところで止め、ゆっくり呼吸をしながら20秒ほどキープします。反対側も同じように行ってください。
行う際には足が床から離れないようにしましょう。また、腰が反ったり丸くなったりしないよう、横から見てまっすぐの状態を保つようにしてください。
オフィスでの休憩時間に行いたい「骨盤調整ストレッチ」
背中に大きく広がる広背筋と、お腹の側面にある腹斜筋を伸ばすストレッチです。姿勢改善が見込める他、骨盤につながる筋肉をストレッチすることでぽっこりお腹や腰痛の原因ともなる骨盤前傾の緩和が期待できますよ。
椅子に座って行うので、オフィスでの休憩時間になどに実践してみてはいかがでしょう。
ストレッチの手順
1. 左手で椅子の座面を掴み、右手の腕を垂直にあげ、姿勢を伸ばします。
2. 息を吐きながら上体を左に倒します。このとき、右のお尻が椅子から浮かないように気をつけましょう。(写真左)
3. 脇に伸びを感じるところで止まり、脇の下から天井を見上げ15秒ほどキープしましょう。(写真右)
4. 同様に反対側も行います。
胸を開き、上体が前のめりにならないように意識してフォームが崩れないように行ってください。
いかがでしたか?ちょっとした隙間時間を見つけて日常的に行い、ほっそりした理想的なウエストを目指しましょう。
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photo / 東急スポーツオアシス
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