この時期にオススメしたいスポット秩父・美の山公園に行ってきました!
神崎なつめ
雲海が出るこの時期は、秩父でひときわ美しい夜景を堪能することができます。
fumumu編集部は秩父・美の山公園へ深夜から日が出るまで雲海を見に行ってきました。
■雲海が出る条件って?
秩父の雲海は毎日出ているものではなく、春と秋に多く発生する傾向にあり、ちょうど10月中旬から11月中旬がピークだと言われています。日の出前後の数時間、湿度が高い時に発生しやすいと言われています。
この時期、ツイッターで気象予報士さんが発表していている「雲海発生」の確率は25〜50%であることが多い印象。近場なら、SNSで「雲海出た」という情報を見てから行ってもいいと思います。
秩父では「ミューズパーク展望台」や「三峯神社」などいくつかの場所で見ることができますが、特に美の山公園は「夜景100選」にも選ばれているのだとか。
ということで今回は美の山公園をチョイス。当日は、日が出る前の深夜から、カメラマンが多く長時間にわたって撮影をしていました。
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■やっぱり夜景が美しい!
やはり夜景は強烈なインパクトがあります。分厚い雲の奥に街の様々な色の街明かりが映り、薄めの雲の隙間からは光がうっすらと漏れていました。思わず、「この世界にこんな景色が存在していたんだ!」なんてちょっと感動。
展望台が3つありましたが、3箇所とも見え方が全く違います。まだ秋と言っても明け方はとても寒いので、防寒具は必須! コートを着ても寒くて震えました…。
■日の出も最高
日が昇る少し前と登ってからは全く違う街の景色が姿を現し、それもまた魅力的です。この時間になると、写真も撮影がしやすくなりますね。
日が出る前の夜明け、空を見ると雲海とは別の美しさがあります。美の山公園は、雲海と空の艶やかな色を一緒に見ることができる格別のスポットと言えそう…。6時ごろには日も出てきました。
空が明るくなると、これまで暗くて見えなかった街の様子が見えてきます。山にかぶり、風の流れによって揺らめいている雲もまた一興です。
やはり直接見ていただきたいほどの感動的な景観。インスタ・カメラ女子やデートで行く人にもオススメです!
現在は、台風の影響で土砂崩れが起き、秩父では車道が一部通行になっているため、車で行く際にはルートに注意しながら、非現実的な景色を堪能しに、足を伸ばしてみてはいかがでしょう。
(文/fumumu編集部・神崎なつめ協力/フリーカメラマン・青木一真)