上手につけることで、好印象を与えることができる香水。効果的に使うための香水の基礎知識をレクチャー。今回は、香水のキホンのつけ方をご紹介。
教えてくれたのは……
香水コーディネーター 牧野和世さん プロフィール
ビューティープロデューサー。雑誌や広告にて美容企画の監修を手がけたり、化粧品開発、コンサルティングなど多方面で活躍中! 産経新聞にて「牧野和世の美の教室」連載中。
正しくつけるのがイイ女への近道!香水のキホンのつけ方
つけ方を知らないと、知らずに周囲の人の迷惑になってしまうことも。そこで香水の正しいつけ方を勉強!
【正しい香水のつけ方】
(1) 香水をつける前にニオイをオフ
体を清潔な状態にしてからつけること
香水をつけるときに大切なことは、清潔な体につけること。まずはシャワーを浴びるか、無臭タイプのデオドラントスプレーを使用して。汗や体臭のニオイと混ざりあうと、せっかくの香水の香りが台無しになるので気をつけて。
(2) 外出の30分前に手首や首のうしろにワンプッシュ
よく香らせたいときは手首や首の後ろに
自分に香るようにつけたいなら、手首や耳後ろなど太い血管が通っている部分に。手首はこすりあわせず、吹きかけたら自然乾燥。つけ始めの香りはアルコールのニオイがきついことがあるので、出かける30分前につけて。外出先でつけ直すときは汗をオフしてから。
ここはNG!
ワキやそけい部、背中や胸の間など汗をかきやすいところはつけないように。汗と混ざると想定外の香りになることがあるので注意。
【フレグランスはどこにつければ正解?】
\オフィスでサラッと香りたい人は/
スカートやパンツ、ジャケットの裾にオン
スカートやパンツの裾につけると揺れるたびにほのかに香り、女性らしさの演出に。脱ぎ着するジャケットもおすすめ。ただしシミにならないように裏地などに少しだけつけて。
\デートで香りを印象づけたい人は/
髪の毛の内側に香りを仕込む!
男性は髪の毛から香ると、いい香りと感じることが多いそう。シャンプーの香りと勘違いして、好感度も一気にアップ。頭皮のニオイと混ざらないように内側にワンプッシュして。
\ニオイ酔いしてしまう人は/
足首の内側にワンプッシュ!
自分がつけた香りに酔いやすいという人は、鼻の近くにはつけないこと。汗をかきにくい足首の内側にワンプッシュすることで、ふわっとやさしく香らせることができる。