アナタの“無意識”が美容師さんを困らせてる?
キレイになるだけじゃなく美容師さんとの会話も楽しみな美容室。でもアナタの何気ない発言や行動が美容師さんを困らせているかも?そこで『美容師あるある物語』の著者で現役美容師のTAKUOさんに、美容師さんが困る“あるある”を聞いてみました!
現役のフリーランス美容師として活躍しながら、2018年にイラストレーターとしての活動を開始。現在では美容師向けサイトや有名ファッションビルサイトでもイラストや漫画を発表するなど、美容・ファッション業界から注目を集めています。
美容師さんが困る質問って?
市販のシャンプーでオススメってありますか?
どの美容師さんでも必ず聞かれるというこの質問。「ぶっちゃけて言ってしまうとオススメがないんですよね……シャンプーの成分に詳しいわけではないのですが、市販のものは洗浄成分が強いので、美容師としてはサロン専売品をオススメしたいです(苦笑)」
お兄さんって左利きなんですね
鏡越しに見ているために生まれるこの誤解。「よく言われるのですが、そのあとの会話が続かないのが難点(笑)。さらに指にはめているハサミの輪を見て“お兄さん結婚しているんですね“っていうのもあります」
お兄さんって彼女いるんですかぁ?
「これはずばり、自分のことを好きなのかなって勘違いしちゃうからです(笑)」。真剣に施術中にプライベートのことを聞かれるとドキっとしちゃうのだそう。
「でも嫌じゃないんですよ、僕に興味持ってくれているんだなって。逆に僕も失礼がない程度にプライベートのことも聞きます。そうするとお客さんは自分の話をしてくれるようになります。自分の話をすることを、嫌っていう人はあまりいないと思うんですよね、それでお客様に気持ちよくなってもらえればいいかなって思っています」
これはホントに困っちゃう!美容室でのNGあるある
グロスをつけてご来店
ドライのときはもちろん、シャンプー時にもフェイスガーゼにくっついてしまい、お互い気まずいことに…。「グロスは施術が終わってからつけていただければ助かります。万が一つけてきてしまったときはオフ用のコットンをお出しするので、気軽にお申し出くださいね」
オールホワイトコーデでご来店
「おしゃれで可愛いけどプレッシャーがハンパない」というオールホワイトコーデ。「ある意味、パーカーやタートルネックより困るかもです」とのこと。特にカラーをする日は避けたほうがいいかもしれませんね。
シャンプーするときに靴を脱ぐ
そんな人いるの?と思いますが、ごく稀にいるのだそう。「“靴を脱がなきゃいけないのかな?”って思う人と、“シャンプーのときはリラックスしたいから靴を脱ぎたい!”という2タイプがいます。僕らもシャンプーのときはリラックスしていただきたいので、後者であれば逆にありがたいです(笑)」
美容室に行く前に予習してみて♡
『美容師あるある物語』TAKUO (著)
小学館
¥ 990
現役美容師イラストレーターTAKUOの人気投稿「# 美容師あるある物語シリーズ」の書籍版。 怒涛の“いいね”がついた全ネタを改めて描きおろし、新ネタも豊富に掲載。美容師からの共感はもちろんお客様目線でも楽しめる、シュールな笑いがつまった1コマイラスト漫画。
※価格は原稿作成時のものです。