2019年のヒットスイーツ「バスク風チーズケーキ」。
2019年のヒットスイーツ「バスク風チーズケーキ」。
スペインのバスク地方発祥のチーズケーキをイメージした濃厚なケーキで、昨年、大手コンビニから趣向を凝らした「バスク風チーズケーキ」が発売され、大きなブームとなりました。
ブームの先駆けとなったローソンの「BASCHEE(バスチー)」と、「セブン-イレブン史上最高に美味しいチーズケーキ」と銘打ったセブン-イレブンの「バスクチーズケーキ」に続いて、ついに税別100円での販売に乗り出したローソンストア100の「ばすCHEESE」。
この3社のバスク風チーズケーキを、食べ比べてみました。
最高のバランス
今回用意した商品は、
・バスチー/ローソン 価格215円 カロリー244kcal
・バスクチーズケーキ/セブン-イレブン 価格257円 カロリー338kcal
・ばすCHEESE/ローソンストア100 価格108円 カロリー208kcal
並べてみると、1番大きいのはセブン。重さはローソンとセブンがほぼ同じくらい。ローソンストア100は小ぶりサイズです。
見た目はローソンとローソンストア100が似ています。焼きカラメルの黒が特徴的です。一方、セブンの焦げ目はさほど強くなく、他の2つと比べると薄いように見えます。
ではさっそく食べていきましょう。
ローソン「バスチー」から。
2019年3月の発売から累計3200万個を販売(2019年12月)した大ヒットスイーツです。表面は焼きカラメルでこんがり、スプーンを入れると密度の濃いチーズケーキが現れます。
2019年12月25日には、リニューアルし、北海道産純生クリームや卵黄を増量することで、さらにしっとり、濃厚になりました。
カラメルのほろ苦い甘さと濃厚なチーズ感が一瞬で口の中を幸せにしてくれます。3つの中では1番ベイクド感があり、ひとさじでいろんな味が楽しめます。「レアでもない、ベイクドでもない不思議な食感」というキャッチコピーに偽りなしで、初めて食べる人は濃厚さに驚くでしょう。
続いてセブンの「バスクチーズケーキ」。これは最高のバランススイーツです。
フランス産クリームチーズ(クリームチーズ中70%使用)や北海道産生クリームに、こだわり卵の「エグロワイヤル」を使っています。
きめ細かい生地で舌触りもなめらか。濃厚でかつボリュームもあるものの、くどさを感じることなくチーズ、クリーム、生地、甘さのバランスが絶妙です。表面の焦げの色は薄めですが、ちゃんと香ばしさも感じます。
ローソンストア100の「ばすCHEESE」は、2020年1月22日発売の最新作。これまで200円以上だったバスク風チーズケーキを税別100円での販売を実現させました。
約3か月間の試行錯誤を経てついに完成。本場バスク地方で親しまれているバスクチーズケーキ同様に焼き色がしっかりとつき、なめらかな食感に仕上がる「直火焼製法」で製造しています。
食べてみると、1番"生地感"がしっかりしています。カラメルがひと口目はプリンっぽく感じますが、ケーキと相まっていいバランスです。ほかの2つと比べてあっさりめ、かつ小ぶりなのでもうひとつ食べたくなる衝動にかられます。
「ケーキ食べたな」と1番思えるのは「ばすCHEESE」かもしれません。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。