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「新型コロナウイルスは人類史上最凶、致死率15%」は誤り。ネットで拡散、実際は…

ライフスタイル

中国・武漢で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大するなか、「致死率15%、感染率83%で人類史上最凶」という情報が拡散している。しかし、これは発生当初に武漢で入院した重症患者の致死率だ。現時点の致死率は3%程度で、感染率83%も親族間のものとされており、一般化することはできない。

念のための対策は

時事通信
時事通信

なお、原因となっている新型コロナウイルスを予防できるワクチンや、治療できる薬は現段階では存在しない。

日常で可能な対策は、通常の感染症対策と同じく、手洗いやアルコール消毒が有効な手段だ。

厚労省も「過剰に心配することなく、風邪やインフルエンザと同様に、まずは咳エチケットや手洗い等の感染症対策を行うことが重要」と呼びかけている。

新型肺炎をめぐっては、「武漢から来た中国人観光客が、病院での検査前に逃走した」などというデマが拡散するなど、真偽不明の情報が多く溢れている。

過度な不安を煽るものも多い。パニックが広がりやすい状況だからこそ、情報の選定には冷静になる必要がある。

BuzzFeed JapanはNPO法人「ファクトチェック・イニシアティブ」(FIJ)のメディアパートナーとして、2019年7月からそのガイドラインに基づき、対象言説のレーティング(以下の通り)を実施しています。

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