悪いことのように言われる「自分への自信のなさ」。自信がないことは、本当にデメリットしかないのでしょうか?
「自分に自信がない…」と悩んだことがある人も、きっと多いのではないでしょうか。もちろん、自信があることで行動できる場面もあるでしょう。
けれど、自分に自信がないことは、本当に駄目なことなのでしょうか? 自信がないことからこそのメリットを、fumumu取材班が聞いてきました。
①人の意見を素直に聞ける
「仕事のやり方に自信が持てないことが、自分の短所だと思っていたんです。その気持ちを先輩に伝えたところ、『自信がないからこそ、素直にアドバイスを吸収できるんじゃない?』と言ってくれて…。
『自信満々で人の意見を拒否ばかりする人より、ずっと一緒に仕事したいけどね』とも。自分では気がつかなかったけど、そういう長所もあるのかなと思えたんです。
自信を持って仕事をする人にはやっぱり憧れるけど、もし自信が持てるようになっても、周りの意見をないがしろにしないようにしたいなと思いました」(20代・女性)
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②不安要素を事前につぶせる
「私はすごく心配性で、自分の決断に自信が持てないんです。すごく疲れる性格だと自覚しているけど、この性格だからこそ、『仕事でミスに気をつけてくれるのはあなただけ!』と上司にお墨付きをもらっています。
失敗が怖いからこそ、慎重に行動できるんでしょうね。自分の行動を根拠もなく信じてしまうのは、それはそれでミスを起こしやすいと思うので…。
大胆な行動に憧れることもあるけど、私は石橋を叩きながら、安全に過ごしたいタイプなんだと思います」(20代・女性)
③傲慢な態度になりにくい
「自分に自信がある人って、憧れはあるんですけど…。一歩間違えると、ただの横柄な態度の人になると思うんです。
友達にも自分大好き! って子がいますけど、度が過ぎていてただのワガママなんですよね。自分に自信を持ちすぎて、周りからの注意が耳に入っていない感じです。
自分に自信がなくても、周りにちゃんと気を使える人のほうが、長く付き合っていきたいなと思えますよ」(20代・女性)
自信がない自分を責めてしまうと、ますます自己評価が下がってしまう可能性もあります。
自信がない自分ごと肯定してあげたほうが、気持ちが楽になるかもしれないですね。
(文/fumumu編集部・くまのなな)