「全国スーパーマーケット協会」は10日、週末を迎えるにあたって消費者に向けてある呼びかけを行った。
(Minerva Studio/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)
「全国スーパーマーケット協会」は、10日にツイッターを更新。消費者に対して、少しでも混雑が緩和できるよう呼びかけを行なった。
■「スーパーは遊び場じゃない」
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、緊急事態宣言が発令されてから初めての週末を迎える。様々な施設で営業休止が相次ぐ中、社会生活を維持するために必要なスーパーなどは営業を続けるところも多いだろう。
それをふまえて、「全国スーパーマーケット協会」はツイッターで「週末はスーパーの混雑が予想されます。『不要不急』には当たらないとされていますが、家族総出で行く『要』や『急』は、あるでしょうか」とコメント。
また「スーパーは遊び場、レジャーランドではありません」と訴え、限りなく少ない人数で来店して入店人数を抑えるよう協力を呼びかけた。
関連記事:専門家、新型コロナ重篤化防止で禁煙・たばこ生産停止を要請
■感謝や労いの声も
週末に食料品などの買い出しに行くという人は多いだろう。しかし、スタッフの感染リスクを抑えるためにも3密(密閉・密集・密接)を回避する必要がある。
このツイートを受けて、ユーザーからは「承知しました!」「買い物は一人で行ける人が行くことにします」と協力的なコメントが寄せられた。
また、「大変な中でスーパーを開いてくださってありがとうございます」と感謝や労いの言葉も寄せられている。
■報道番組でも呼びかけ
日々感染のリスクと戦いながらも営業を続けている店も多い。以前放送された『スッキリ』(日本テレビ系)では、緊急事態宣言が発令されたあとも通常通りスーパーやコンビニなどがオープンしていることから、「買いだめに走る必要はない」「人が押し寄せて困らせることがないように」と呼びかけている。
緊急事態宣言が発令された地域もそうでない地域も、初めての状況に戸惑いを覚えるかもしれないが、冷静な判断力を持って行動することを心がけたいものだ。
(文/しらべぇ編集部・稲葉 白兎)