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夫が新型コロナ感染の赤江珠緒、今からできる「5つの準備」を明かす

エンタメ

『たまむすび』赤江珠緒が番組にメッセージ。新型コロナウイルス感染の疑いがあった夫がPCR検査をした結果、陽性だったことを報告した。事前にできる準備とは…

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(cirano83/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

フリーアナウンサーの赤江珠緒が16日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ『たまむすび』にメッセージを寄せ、新型コロナウイルス感染の疑いがあった夫がPCR検査をした結果、陽性だったことを報告した。

赤江珠緒

■「正々堂々」と発信することの大切さ

この日、A4用紙5枚分にも及ぶ長文メッセージを寄せた赤江は、感染しないことがベストとしつつも「なるべく体力的にも精神的も軽めに治すという、2番目の目標を掲げる時期にきていると思います」とコメント。

夫婦共に40代、娘2歳の3人家族という立場で、「参考にならないこともあるでしょうが、すべての経験者が『自分がこうだった』と正々堂々と発信して、この病の輪郭がもっとたしかなものになればいいなと願っています」と15日深夜時点で気づいたことや、事前にできる準備を明かす。

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■事前にできる5つの準備

1つ目は「2週間分の隔離生活の用意をスーツケースなどにある程度まとめておくこと」。発熱後から準備をしても慌てるとし、サンダル、シャンプー、ドライヤーといった入院グッズは用意しておいたほうがいいとのこと。冷却できるものがあるとなおよいようだ。

2つ目は「家を少しでも片付けて、できるだけスペースを作っておくこと」。家庭内の動線をわかりやすくさせることで、消毒する箇所も楽になるようだ。

3つ目は「『玄関前に食品』など、必要なものを届けてくれる存在の確認」。出前できる店のチェック、友人や近所付き合いの声がけが大切になってくるとのこと。赤江の場合は、マネージャーがドアノブの前に届けてくれる「笠地蔵方式」をとっているという。

■両親が共に倒れたら…

4つ目は「置き薬の準備」。同時に他の病気にかかると簡単に出かけることもできないため、ある程度用意しておくことが大切だという。

5つ目は「親が共倒れになった場合、子供の面倒は誰が見るのかを決めること」。なお、赤江はこの解決策を思いついていないとし、「夫と私の発症のピークがせめてずれることを願うばかりです」と話した。

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■ウイルスと共存することが重要

そして赤江は、気になったこととして「PCR検査で陰性、回復の状況がしっかり確認されれば今度はその人が社会に戻って、社会を回していけるというような世間の理解がどの程度あるのだろうか」という疑問を挙げる。

ウイルスをしっかりと恐れて感染者を増やさないことと同時に、ウイルスと共存する社会の理性が育まなければ「この病との戦いはますます厳しくなってしまう気がしてなりません。コロナを忌み嫌うあまり、この病の本来の致死力以上の怖さを、この病に与えてしまってはいけないのでは」と考えたという。

メッセージの最後では「連日の激変の生活に多少疲れはあって残念ながら万全とは言えませんが、今のところ子供を寝かしつけてからこの手紙を書くくらいの余力はあります」と自らの体調について報告。「しばらく基本的には番組をお休みして、家族のことを優先させていただきます」とつづった。

(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)

二宮 新一
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