コロナ禍によって、スーパーマーケットからバターが消えたと話題に。実際に確かめてみたら…
新型コロナウイルスによる外出自粛の影響により、スーパーマーケットに行く機会も増えたはず。そんな中、店頭から「バター」が姿を消してしまったと話題になっている。
■店舗を確かめてみたら…
SNS上では「ずっと品切れ中」「どこにも売っていない!」と悲鳴もあがっているバターだが、しらべぇ編集部が実際に店舗を確認したところ、たしかに品薄状態になっていることを確認。
また、別の店舗を確認すると…
こちらの店舗ではバター自体は売られているが、いずれも有塩バターだった。また、別の店舗でも有塩バターだけ売られていることを確認。
どうやら、あらゆるスーパーでとくに「無塩バター」が品薄になっているようだ。
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■お菓子作りの需要が高まった?
無塩バターの購入状況を店員に話を聞いたところ、どうやら製菓にも使える小麦粉と一緒に買う人が多いとのこと。
外出自粛による影響で自宅でお菓子作りの需要が高まったことがバター品薄の要因かもしれない。しらべぇでも既報のとおり、ホットケーキミックスの品薄を嘆く声が各地であがっていたが、とくに子供がいる家庭ではお菓子作りの頻度も増えたはずだ。
また、SNSでも「自宅でできるお菓子レシピ」に関する投稿がたびたび話題になっている。
■無塩バターの代用品は…
無塩バターが品薄状態であることはわかったが、無塩バターが必要なレシピのお菓子作りは諦めるしかないのだろうか?
編集部がパティシエをしている女性に話を聞いたところ、「種類によってはラードでも代用できる」とのこと。クッキー、ビスケット、オールドファッションのようなドーナツ、有塩バターが無い場合は、塩を使うパイ生地にも使用できるとのこと。
ラードを使うとバターよりもコクが出て味わいも深くなるそうなので、好みによってはバターよりも美味しく感じられるのだとか。もしもラードがある人は試してみてはいかがだろうか。
(取材・文/しらべぇ編集部・二宮 新一)