テレビ朝日「ニッポン視察団！最強ジャパンフード2020」で取り上げられた、いろは堂のおやき

～この度、新型コロナウイルス感染症に罹患された方々には謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご快復をお祈り申し上げます。～

いまはコロナウイルス感染拡大を抑えるために外出自粛が求められていますが、そんな今こそお取り寄せを活用して、旅気分を味わうなんていかがでしょうか？　今回ご紹介するのは、長野市鬼無里（きなり）にある「いろは堂」の“炉ばたのおやき”です。

私は過去に長野と縁があって、月に何度も通っていたんですが、壮大な北アルプスの美しさや、澄んだ空気と冷たく清らかな水に魅了されました。食べ物も蕎麦を始め、味噌や馬肉にわさび、「牛乳パン」も好きだったなぁ。

そして記憶に残る食べ物の一つに「おやき」があります。

もちろんおやきを食べたことはありましたし、どういうものかも分かっているつもりだったんですが、どこかの帰りにふと立ち寄って食べたおやきは、それまで知っていたものと異なり、外の皮がカリッとしていて、素朴だけど滋味深くてとても美味しかったんです！

そんな本場の味が楽しめるのが、こちら「いろは堂」の“炉ばたのおやき”です。

おやきというと過去の私のように、蒸してしっとりしたものをイメージする方が多いと思いますがコレは違うんです！ 小麦粉とそば粉で作った薄皮で、野沢菜などの具をたっぷり包みこみ、「窯焼き」で作られています。だから生地はサクッとしており、中はふっくらアツアツなんです。

昔は各家庭の囲炉裏ばたで焼いていたそうですが、今は手軽に蒸してから焼くものが増えているとのこと。そんな中で私が以前に感動したのは、まさにこの窯焼きで作ったカリカリのおやきだったんです。

おやきは信州の家庭料理なので、作り方も具も家庭によって様々です。こちらの「炉ばたのおやき」のセットも、何と8種類（野菜ミックス、きりぼし大根、かぼちゃ、粒あん、あざみ、ぶなしめじ、野沢菜、ねぎみそ）もの四季折々の山里の幸が直径7cm程度の手のひらサイズにぎゅっと詰まっているんですよ。

作り方も簡単で、両面を軽くレンジで温めた後にトースターで表面を焼くのがポイント！このひと手間で窯焼きの香ばしさとカリッとした食感が蘇るんです。

夢中で一個ほうばると、素朴で滋味深い味が広がり、北アルプスを臨む広く青い空が思い出されました。早くまた行きたいところですが、いまはガマンの時。旅はどこに居たって出来ます。ぜひこういった土地の食べ物を取り寄せて、心の旅を楽しんでみてください。