スーパーマーケット「ライフ」が、期間中に全店が1日ずつ臨時休店することを発表。理解を示す声とともに、従業員を思う取り組みに称賛の声があがっている
7日、スーパーマーケット「ライフ」を展開するライフコーポレーションは、5月18日~21日までの期間、各店舗1日間の臨時休店することを発表。インターネット上では、同社が発表したその理由に、称賛の声が上っている。
■「従業員の心と体のリフレッシュ」
1日間の臨時休店は関東や近畿など全275店舗が対象。今回の対応について、同社は公式ページにて「新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け『店舗の衛生環境の維持』と『従業員の心と体のリフレッシュをはかるため』」であると説明している。
また、利用客に対しては「店舗をご利用いただいているお客様には大変ご不便をおかけいたしますが、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた各取組みを強化・徹底し、お客様が安全に安心してお買い物をしていただけるよう引き続き努力してまいります」ともコメントを発表している。
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■各店舗の休店日は公式ページで確認を
各店舗の1日臨時休店日については「公式ページ」にて、各店舗の休店日一覧を確認することができる。また、休店日の翌日は開店準備作業の都合により開店時間が11時からとなるという。
臨時休店の前後では混乱や混雑が予想され、同社は「店休日の前後での余裕をもったお買い物にご協力をお願いいたします」とも呼びかけている。
■労いと称賛の声
同社の発表に、インターネット上では理解を示す声が多数。「ゆっくりお休みください」という労いの声や、「1日ごとの休みなら、働いてても全然行けるし困らないから自信持って休んでください! こーゆうのがスタンダードになればいい」「ホワイト企業っぷりでめちゃ頼もしいよな。他のスーパーだけでなく異業種の企業も見習うべきやぞ」など、今回の対応を称賛する声が目立っている。
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■4月には全従業員に「緊急特別感謝金」支給
ライフは、4月にもパート・アルバイトを含む約4万人の全従業員に対し、総額およそ3億円の「緊急特別感謝金」を、4月分の給与に上乗せして支給。インターネット上では称賛の声があがっていた。
また、利用客に対して来店時間の分散を呼びかけるなど、コロナ禍において利用客だけでなく、従業員を守るための取り組みや姿勢が、注目を集めている。
(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)