「緊急事態宣言」の延長を受けての『ユニクロ』の対応が「神すぎる」と話題を呼んでいる。
当初は5月6日までを予定していた「緊急事態宣言」だが、同月31日までの延長が決定。結果として、多くの商業施設が営業再開を先送りにする形をとっている。
■利点だけでなく…
新型コロナウイルス感染拡大のリスクを考慮し、昨今は「オンラインストア」で買い物を済ませる人も多いことだろう。実店舗に行くことなく、ボタン1つで買い物を済ませられるオンラインショッピングは非常に便利な存在だ。
しかし、今回のコロナ騒動を受け、思わぬ弱点が露呈してしまったケースも。
関連記事:ユニクロ・ANNA SUIコラボ服が衝撃の低価格 2990円スカートは即完売
■ユニクロのダメージ
『ユニクロ』のオンラインストアを利用する場合、5,000円以上の買い物をしないと送料が発生してしまう。その代わり指定した店舗での「受け取り」を選択すれば、送料をゼロにすることが可能に。
かなりお得なシステムのため記者(私)もよく利用していたが、最初の緊急事態宣言が出た辺りから雲行きが怪しくなってきてしまう。
なんと注文していた商品が店舗に届いたにも関わらず、同店舗は「休業」の状態になってしまったのだ。もちろんこのままでは、商品を受け取ることができない。
■ユニクロの神対応
「店舗受け取り」では商品を受け取れる期間が決まっているが、緊急事態宣言の影響で期間内に回収することが不可能になってしまった。しかしユニクロは、イレギュラーな事態にも即座に対応。
「購入のキャンセルをする」か、営業再開後に店舗で「受け取る」かを選択可能にし、受け取りを希望する場合は「受け取り期間」の延長を行なうことを発表した。
また4月末には「店舗受け取り」を選択したユーザーに、オンラインストアで利用可能な特別値引きのクーポンを発行している。
関連記事:新型コロナの影響で臨時休業のユニクロ 「通販で買う最大のメリット」に納得
■「緊急事態宣言」の延長に対しては…
しかし今回の延長を受け、店舗を訪れられる日は再び遠のいてしまった。商品を受け取れる日はいつのことになるのだろう…と考えていたところ、ユニクロから「注文商品を順次お届けさせて頂きます」というまさかの通知が。ちなみに、配送料は一切かからないという。
ネット上を見ると、「クーポンまでくれた上に送料までゼロにしてくれるとか、神対応すぎる」「ユニクロ、優しすぎないですか?」などユーザーからの歓喜の声が多数上がっていた。
どこまでもユーザーに寄り添ったアクションの連続は、まさに「神対応」と呼ぶにふさわしいだろう。
(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)