こんにちは。和菓子女子のせせなおこです。「ついつい食べたくなってしまうような、おいしくてかわいい和菓子」をご紹介するこの連載。第23回目は、広島にある蜜屋さんの「檸檬の花(れもんのはな)」を紹介します。
こんにちは。和菓子女子のせせなおこです。「ついつい食べたくなってしまうような、おいしくてかわいい和菓子」をご紹介するこの連載。第23回目は、広島にある蜜屋さんの「檸檬の花(れもんのはな)」を紹介します。
春が終わり、ふんわりと夏の気配を感じるようになってきた今日この頃。爽やかなお菓子が食べたいな、そう思って探していたときに出会ったのが今回紹介する檸檬の花です。
広島にある蜜屋さんは東京の百貨店にお菓子が並んでいるのをきっかけに見つけたお店。おまんじゅうやどら焼き、どのお菓子もかわいいパッケージでプレゼントとしてはもちろん、自分へのご褒美に利用しています。
食べる前からワクワクするパッケージ!
今回紹介する檸檬の花もまず惹かれたのはパッケージのかわいさ!
ビビットな黄色をベースに檸檬やお花が描かれています。そしてびっくりしたのが、この蓋を開けると…
「蜜屋一服新聞」と書かれた新聞分の広島の名所紹介。おはなしの文字が”花”になっているのもクスッと思わず笑顔になってしまいます。
この蓋を開けると今度こそ登場するのが本物のお菓子。箱だけでこんなに仕掛けがあって、食べる前からとても楽しい気分になります。
爽やかなレモンの香りを楽しんで
箱の中には表の箱のデザインと同じデザインの小包装の袋が5つ入っています。袋を開けると爽やかなレモンの香りがふわっと広がります。
生地には宮島産の蜂蜜が使われていて、とてもしっとりとしています。中には白あん、そして中心部分に入っているのはレモンのコンフィチュール。使われているレモンは地元・広島産のレモンなんだそう。とても濃厚なのに苦味がなく、これからの季節にぴったりな爽やかな風味を味わえます。
レモン餡、ではなく白あんとコンフィチュールになっていることでレモンの濃厚な味を白あんがまろやかに包み、お互いを引き立て合います。