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地震への備えは万全ですか? …防災の専門家に聞いた確認事項まとめ

ライフスタイル

「備えあれば患いなし」。ここ数年、この言葉を強く意識する自然災害が多くなっているように感じます。いつかに備えて、今できることを準備しておきませんか? 防災の専門家に聞いたテクニックをまとめました。

普段のしつけが、安心材料に。

国崎さん 普段からケージに慣れさせておけば、非常時でもスムーズに避難できます。また、避難所には動物が苦手な人もいることを忘れないように。犬なら無駄吠えさせないなど、普段からのしつけが防災につながります。

ペットの受け入れを事前リサーチ。

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田中さん ペットと一緒に避難ができても、自治体によってその対応はさまざま。飼い主とは違う場所にペットが誘導される場合もあります。一緒に逃げられる避難所を探す際は、どんな対応になるのかも確認しておきましょう。ペットの同行避難は環境省も推奨していること。事前にガイドラインも確認しましょう。

国崎信江さん 危機管理アドバイザー。『危機管理教育研究所』代表。女性の視点で防災・防犯対策を提唱。防災にまつわる著書も多数。
田中美咲さん 『一般社団法人 防災ガール』代表理事。“防災をこれからのフェーズへ”をモットーに全国の仲間と活動。http://bosai-girl.com/

「災害時のペットとの避難」についてもっと読む

※『anan』2017年2月8日号より。イラスト・徳丸ゆう 文・野村紀沙枝
※2018年9月7日作成

災害時マストな「水」の確保方法

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国崎さん 一般的に、1人当たり1日2〜3Lがガイドライン。喉が渇いたな、と感じたときにはもう脱水症状が始まっています。命を守るためにも、飲料水は最優先に考えて用意してください。大量の水の確保もさまざまな方法で無理なくできます。

冷蔵庫、冷凍庫にも水をストック。

国崎さん ひとり暮らし女子の部屋に、ペットボトルを大量に備蓄するのはスペース的にも大変。「製氷機の氷や、ペットボトルの水を冷凍庫で凍らせていれば、停電のときは保冷剤の代わりに。解ければ飲料水として使えて、一石二鳥。よく飲むジュースなども多めにストックし、切らさないように。これも立派な備蓄です。

ウォーターサーバーも防災に便利。

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田中さん ウォーターサーバーは1本当たりの容量が多いため、いざというときに慌てる必要がありません。停電時でも使える機種がほとんどで、口をつけたりすることもあるペットボトルよりも衛生的という利点も。
定期的にボトルを補充してくれる契約にすれば、うっかり切らすこともなくなり、ぐっと楽に。

国崎信江さん 危機管理アドバイザー。「危機管理教育研究所」代表。女性の視点で防災・防犯対策を提唱。防災にまつわる著書も多数。
田中美咲さん 「一般社団法人 防災ガール」代表理事。“防災をこれからのフェーズへ”をモットーに全国の仲間と活動。http://bosai-girl.com/

「災害時の水の確保方法」についてもっと読む

※『anan』2017年2月8日号より。写真・小笠原真紀 イラスト・徳丸ゆう 文・野村紀沙枝
※2018年9月6日作成

地震が起こらないことに越したことはありませんが、いざという時のための知識は知っていて損はありません。ぜひ、頭の片隅に覚えておいてくださいね!

※2020年5月26日配信

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