久しぶりのスターバックスでは“アレ”が変わっているかも? エコな取り組みには多くの反響が
今月25日に、緊急事態宣言が全面解除となってから初めての週末を迎える。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、休業していた大型商業施設なども続々と営業を再開し、少しずつ元の日常が戻ってきた。
そうした中、久々に『スターバックス』を訪れたという人々から、驚きの声があがっている。
■首都圏でも店内利用を再開
スターバックスコーヒージャパンでは、緊急事態宣言の発令に伴い、特定警戒都道府県にあたる13の都道府県の店舗を臨時休業に。
5月19日から営業時間を短縮して再開していたが、緊急事態宣言が継続されていた東京都などの8都道府県は、テイクアウトのみの対応となっていた。
その後、緊急事態宣言の段階的な解除に伴って徐々に店内利用が再開され、25日に全面解除となったことを受けて、27日から全国の店舗で店内飲食が可能となっている。
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■「紙ストロー」の普及が進む
緊急事態宣言が解除され、至極の1杯とくつろぎの時間を求めて来店した人は少なくない様子。
そんな久しぶりにスターバックスを訪れたという人々から、インターネット上では「スタバ久しぶりに買ったら紙ストローになってる!」「約3カ月ぶりのスタバ、紙ストローになってた」など、飲食するうえでの大きな変化に、驚きの声が相次いでいる。
■今年1月から段階的に導入
スターバックスは、2018年7月に「2020年末までに全世界のスターバックスにおいて、使い捨てのプラスチックストロー全廃止する」と発表。日本のスターバックスでも、2020年1月より段階的に紙ストローを導入すると発表されており、年明けから導入が始まっていた。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって、臨時休業以前から外食を控える動きが増えていたこともあり、今このタイミングで「紙ストローが導入されていることを初めて知った」という人は少なくない様子だ。
なお、2019年11月時点の同社の発表では「2020年夏頃までに全店で切り替え」とされており、そう遠くないうちに慣れ親しんだ緑色のプラスチックストローは姿を消すこととなる。
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■気になる使い心地は?
日本ではまだ馴染みのない紙ストロー。同社のいち早い取り組みに、インターネット上では「だんだんとエコな感じが取り入れられてきてるんだな〜」など多くの反響が。
しかし、その使い心地については「気にならない」「良い!」という声の一方で、「ふにゃふにゃになるの早すぎてフラペチーノ飲みにくい…」「ぺたぺた唇にくっついちゃう」といった意見も。
また、今後多くの飲食店でも導入されることを見越して、「マイストロー」への感心を示す声もあがっており、同社の取り組みが、店舗でのプラスチックゴミ削減だけでなく、多くの人々に、環境問題について考えるきっかけを与えていることは間違いないだろう。
(文/しらべぇ編集部・越野 真由香)