無料の会員登録をすると
お気に入りができます

コロナ前後で家計のバランスは変わる?”コロナ後”に備えて家計を見直そう

picture

新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続き、自宅にいる時間が増えたり、旅行や外食ができなくなったりと日常生活ががらりと変わった人は少なくないでしょう。お金の使い道も新型コロナウイルスの影響で外出自粛をする前と外出自粛をしているときでは、変わってきたのではないでしょうか。

新型コロナウイルスの影響で家計の支出が増えたというアンケート結果が

家計簿・資産管理サービス「LINE家計簿」アプリを運営するLINE Pay株式会社が新型コロナウイルスの影響下の家計についてユーザーアンケートを取ったところ、支出が「増えている」と答えた人が37%、「今後増えそう」が8%、「減っている」24%、「今後減りそう」7%、「変わらない」が22%、支出が「減っている」人よりも「増えている」人が10%多い結果となったようです。

支出が増えた内訳で一番多かったのが「食費」、2番目が「光熱費」、3番目が「日用品購入費」という結果が出ていました。備蓄のために多めに食料を買い込んだり、学校が休校になったことで日々の子どもの昼食代が増えたりしたことが食費の増加につながったのかもしれません。光熱費も自宅にいる時間が増えれば、それだけ増えるでしょう。テレワークなどにより家で仕事をする機会が増えたことも影響しているかもしれませんね。外出自粛が続いたことで、外食費やレジャー費は減ったというご家庭もありそうです。

(参考:LINE家計簿、新型コロナウィルスの影響による家計の支出の影響について調査を実施)

「新しい生活様式」が求められることで”コロナ前”にはすぐには戻れない

外出自粛が徐々に解禁されても、新型コロナウイルスが終息する見通しは立っておらず、いつなんどきまたウイルス感染が拡大するかわからない現状です。「密集」「密接」「密閉」の3密の回避や、人との間隔をできるだけ2mを開けるなど、当分は「新しい生活様式」での暮らしが続く見込みです。家計の支出もコロナ以前には当分戻らないかもしれません。経済が悪化し不景気になることで夏のボーナスが減ったり、パートの仕事がなくなったりと収入が減ることも考えられます。家計を見直し、”コロナ後”の生活に備えておきたいところですね。

外出自粛をきっかけに家計を見直してみて。家計簿をつけ始める機会になりそう

家計の状況については夫婦どちらもが把握しておいたほうがいいですよね。外出自粛をきっかけに増減した家計を見直すときは、どんな項目が増減したのかを旦那さんと共有しておくとよさそうです。もし支出が増えているのであれば、どこを削れば良いか「新しい生活様式」に合わせて夫婦で検討してみてはいかがでしょうか。夫婦で相談すれば収入の大幅な減少といった不測の事態がおきたときも、慌てずに対応できるでしょう。

これまで家計簿をつけていなかったママも、家計を見直したことをきっかけにして家計簿をつけ始めてはいかがでしょうか。家計の見直しと家計簿をつける作業は、将来に向けて家計の足元を固める行動といえるでしょう。先行きの見通せない今だからこそ、できることを少しずつやっておきたいですね。

文・安藤永遠 編集・しのむ

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ