警視庁はツイッターで室内の熱中症対策について発信。エアコンの他に使えるアイテムを紹介した。
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警視庁警備部災害対策課は17日、公式ツイッターを更新。室内の熱中症対策として、エアコンとあわせて使いたいものを提案した。
■エアコンが苦手な人もオススメ
梅雨入り後も各所で気温が30℃を上回る日があるなど、熱中症の危険性が高まっている昨今。室内にいる際の対策としてエアコンを使用する人も多いが、冷風にあたるのが苦手という人も多いはず。
そこで、警視庁は熱中症対策にうちわを使用することを提案。うちわを大きくゆっくりと上下に動かすことによって効率よくあおぐことができ、さらに下から上に向けてあおぐと下に沈んでいた冷たい空気が循環してより効果を感じられるそうだ。
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■2つを上手に使うことが大切
今年は、新型コロナウイルス対策として在宅勤務制度を導入した企業も多い。そのため、室内での熱中症対策は例年以上に注目が集まっていることだろう。
警視庁が投稿で「エアコンとうちわを上手に使いたいですね」とコメントしたとおり、エアコンとうちわを使い分けたり、場合によっては併用することで、より効率的に対策することができそうだ。
■今年は熱中症リスクが高い?
また、外出時においても、通常であれば夏の暑さに慣れる4~5月の間に外出することができなかっため、今年は特に熱中症のリスクが高まっているよう。
そのため、東京消防庁は「高温・多湿・直射日光を避ける」「水分補給は計画的、かつ、こまめにする」などの熱中症対策の他に、「暑さに強い体になる方法」についても解説している。
室内・屋外関わらず熱中症の危険性は潜んでいる。効率よく対策を行なって、猛暑を乗り越えたいものだ。
(文/しらべぇ編集部・稲葉 白兎)