4月上旬に、アルコール消毒液を前年同期比で20倍超の増産体制を整えたと発表した花王。対象製品が続々と店頭に並び、感謝の声が溢れている
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、マスクと並んで急激に需要が高まったアルコール消毒液。
そうした中、4月上旬に増産体制を整えたと発表した、大手化学メーカー・花王の商品が徐々に店頭にも並び始め、感謝の声がつぶやかれている。
■消毒液を20倍以上増産へ
(増産されている、ビオレu手指の消毒液)
花王は、今年1月後半からの消毒液の需要急増に対応すべく、和歌山県の和歌山工場をはじめ、国内4つの工場で消毒液の生産を可能にするなどし、4月9日に2019年同期比で20倍以上の増産が可能な体制を整えられたと発表。
増産されている商品は家庭向けの「ビオレu手指の消毒液」と業務用の「ハンドスキッシュEX」で、まずは政府から要請のあった病院や介護施設などへ優先的に供給し、一般家庭への供給も見込んでいるとしていた。
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■馴染み深いパッケージで続々と店頭へ
増産発表からおよそ2ヶ月半、家庭向けの「ビオレu手指の消毒液」が徐々に店頭にも並ぶように。神奈川県内のディスカウントストアでは、大容量になった同社のハンドソープと並び、大量に陳列されていた。
現在では、様々な手指の消毒用アルコールが販売され、一時期の品不足は解消されつつあるが、見慣れない製品も多く、中には、表示されていたアルコール濃度と実際の濃度が大幅に異なっていた海外製品も。
そうした中で、馴染み深い「ビオレママ」あけみさんのパッケージから得られる安心感は絶大だ。
■「安心」「ありがとう」
同商品はドラッグストアやディスカウントストアに続々と入荷されており、インターネット上では「ビオレuの手指消毒液スプレーポンプの詰め替え めちゃくちゃ出回ってる」「普通にドラッグストアに売ってた」など、店頭での発見の報告が続々。
馴染み深い「ビオレ」の製品とあって「ビオレ! 有名どころだし安心できる」という声や、「ありがとうビオレさん!!」と、感謝の声が多数つぶやかれている。
(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)