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日焼けによる肌トラブルが話題 化粧品メーカーに効果的な防止法を聞いた

美容

肌トラブルを防ぐための効果的日焼け止め使用法とは。マスク着用での注意点とは…

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(paultarasenko/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

紫外線は夏だけでなく、1年中降り注いでおり、ピークは、4月から8月だ。そんな中、日焼けによる肌トラブルがSNS上で話題になっている。しらべぇ取材班は、日焼け止めの効果的使用法等について、花王に詳しく聞いた。

■照り返しにも注意が必要

季節や天候によって、地表に届く紫外線の量に差はあるが、紫外線は毎日肌に降り注いでいる。外出する際は、日焼け止めのほかに、日傘やつばの広い帽子、長袖の衣類などで、できるだけ紫外線を浴びない工夫を心がける必要がある。

屋外にいる人は、紫外線を直接浴びるだけでなく、地表面で反射された紫外線も浴びている。紫外線の反射率は、地表面の種類によっても異なり、海やプール、スキー場で浴びる紫外線量は、私たちの日常生活で浴びる量よりも多くなる。

紫外線の反射率は、アスファルトで10%、水面で10〜20%、砂浜で10〜25%、新雪ではじつに80%だ。

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■男性にも日焼け止めが必要

日焼け止めに記載されている「SPF」や「PA」の値は、日焼け止めの効果の高さを表す指標。

「SPF」はUV-B(シミの原因となる紫外線)、「PA」はUV-A(シワやたるみの原因となる紫外線)を防止する効果の目安で、SPFの数値が高いほど、PAの+の数が多いほど、効果が高いことを表す。

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(写真提供:花王)

太陽光に含まれる紫外線は、日焼けだけではなく、日焼けによるシミ、ソバカスや、乾燥などの肌トラブルの原因になっている。紫外線から肌を守るためには、男性にも日焼け止めが必要といえる。

■さっぱり系が好まれるアジア

花王によると、湿度の高い日本はもとより、東南アジアなどでも、さっぱりした使用感のものが好まれるそうだ。特に、初めて使用する場合は、仕上がりのさっぱりしたものがオススメとのこと。

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(写真提供:花王)

また、花王は、製品も目的も使用感の好みに合わせて、充実したラインナップを取り揃えているという。

■塗り直しをこまめに丁寧に

塗り直しは、2~3時間ごとにこまめに丁寧に行う必要がある。また、ティッシュやコットンなどで肌表面の汚れや汗をやさしく拭き取ってから、塗り直すことが大事だ。

さらに、今年は、マスクをして過ごす夏がやってくるが、どんな注意が必要になるのだろうか。

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■マスクを着用する上での注意点

まず、マスクをしていると、汗や水、蒸れや擦れによって、日焼け止めが落ちてしまっていることが考えられる。マスク周辺は、特に入念に、重ね塗りしたほうが良いそうだ。「塗った後には、肌にしっかり馴染み、乾くのを待ってからマスクを装着してください」とアドバイス。

また、マスクがない通常のときでも、「(日焼け止めの)量が不十分」「まんべんなく塗れていない」「塗り直しの頻度が低い」などの正しい使いかたをしていないと十分な日焼け対策にならない。

■肌との間に隙間をつくらないこと

塗り直しのポイントは、肌との間に隙間をつくらないことだという。隙間ができると気づかぬうちに紫外線が侵入してしまうため、日焼け止めを肌にまんべんなく、かつ十分な量を塗ることが大切。

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