大勢のユーザーから注目を集める話題の商品『エアリズムマスク』だが、夏用マスクと誤解して購入してしまうケースも…。
『ユニクロ』は、大注目の商品『エアリズムマスク』を19日より販売。今日で販売開始より1週間を迎えるが、その人気はいまだ衰えることを知らないようだ。
■整理券は必須?
販売開始の当日より落ち着いたとはいえ、現在でも入手が困難な同商品。開店前から店舗に並ぶユーザーの数も非常に多く、混乱を招かぬよう店舗側が整理券を配布するのが主流となっている。
実際、ツイッターで「ユニクロ」「整理券」というワードを検索してみると、全国各地のユーザーが整理券の画像つきツイートを投稿している様子が確認できた。
関連記事:エアリズムマスク、土日の在庫状況 ユニクロの告知が超わかりやすかった
■整理券の特徴
いずれの整理券も「エアリズムマスク 優先購入券」と題し、マスクのサイズや店舗名、有効期限が明記されている。
しかし、神奈川県内の店舗の整理券を見ると、そこには「※当商品は冷却効果はありません」という注意書きが。他の店舗では同様の注意書きが見られなかったため、並べて比較すると思わずこちらの一文に目が引かれてしまう。
ちなみに効果に関する注意書き以外は、他は別店舗の整理券と何ら変わらないデザインだ。
■店員に話を聞くと…
該当店舗に話を聞くと、やはり『エアリズムマスク』を夏用マスクと誤解して購入する客が少なくないため、注意書きとして整理券に記しているようだ。
夏用マスクのイメージが定着してしまった原因について、同店の店員は「販売前からネットでも大いに話題となっていたのですが、その際に夏用マスクというフレーズが一人歩きしてしまったようです…」と考察している。
関連記事:無印良品の夏用マスク、入手チャンス到来か エアリズム販売の裏側では…
■中にはクレーマーも
つけ心地や肌触りが魅力の『エアリズムマスク』だが、決して冷却効果は備わっていない。店側も性能に関する理解を求めているが、中には商品を購入した後で、「マスクをつけたのに全然涼しくならない」「涼しくなるマスクではなかったのか」など、電話で店舗にクレームを入れるユーザーもいるようだ。
そういった事情を考慮すると、整理券に書かれた「冷却効果はありません」というワードが、店員たちの悲痛な叫びに見えてこないだろうか。
(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)