耐久性が不安視されている『ユニクロ』の紙袋だが、都内のある店舗ではそれを見越した対策を打ち出しており…。
『ユニクロ』では、買い物後に配布するショッピングバッグを、ビニール製から紙製のものへと移行中。すでに多くの店舗で紙袋が導入されているが、従来の袋からの変化に戸惑いを覚えるユーザーも多いようだ。
■耐久性に難あり?
ユーザーの悩みの種は、やはり紙袋の耐久性だろう。対戦型格闘ゲームやRPGゲームなどでは、防御力が低いキャラクターを揶揄する言葉として「紙」「紙装甲」といったスラングも存在するが、ユニクロの紙袋はとにかく耐久性の低さが話題に上がりがちなのだ。
ネット上を見ると、「買い物帰りに紙袋がビリビリになってしまった…」などの嘆きの声も決して少なくない。また、連日雨が続く梅雨のシーズンの買い物は、必然的に紙袋の防御力をさらに低下させる事態を招いている。
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■雨の時期にはビニールカバーも
店舗側もこれはイカンと感じたのか、雨の日にはビニールカバーをかけてくれるケースも。しかしこれは雨の日に防御力の低下を防ぐ効果があるだけで、紙袋の耐久性は依然低いままである。
もう打つ手はないのかと諦めてしまいたくなる状況だが、じつはかなりシンプルな方法で紙袋の耐久性を強めることが可能に。
■答えはいつだってシンプル
都内のユニクロ店舗を訪れると、セルフレジ付近で店側からのメッセージを発見。紙袋が詰まった棚に「よろしければ紙袋は二重でご利用くださいませ」と記されていたのだ。
店員に話を聞いてみると、やはり店側も紙袋の耐久性については感じているところがあった様子。商品を詰めている最中に紙袋が避けてしまうケースを目撃したこともあるようで、「袋を二重にして、商品を詰める際は口部分広げすぎないのがポイントです」と、袋詰めの手順をアドバイスしてくれた。
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■防御力は単純に倍に
かつて『週刊少年ジャンプ』にて連載していた人気漫画『BLEACH』では、戦いの最中に「剣は片手で振るより両手で振ったほうが強い」という理論が突如登場し、読者に大きな衝撃を与えたことが。
今もなお議論されている思想だが、紙袋に関しても1つよりも2つのほうが強くなることは明白だろう。ユニクロの紙袋に不安を抱いていたユーザーは、試しに二重の紙袋を使用してみると良いかもしれない。
(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)