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ドンキ運営会社、公式HPの異変に「乗っ取りか…?」と注目集まる

エンタメ

『ドン・キホーテ』運営会社であるパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの公式サイトが、「完全にドンキになってしまった」と注目を集めている。

『ドン・キホーテ』を運営する『パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス』(PPIH)が、公式サイトにて大胆すぎるリニューアルを実施。ネット上では「もうこれドンキじゃん」と驚きの声が多数上がっている。

■ドンキの象徴的存在

「ドンキ」というワードを聞くと、何を連想するだろうか。サンタ・クロースのような帽子を被ったマスコットキャラクターのドンペンを思い浮かべる人もいれば、「ドンドンドン、ド〜ンキ」でお馴染みの店内BGMを連想する人も多いのでは。

中には、店内に所狭しと貼られているユニークなPOP文字が真っ先に浮かぶという、現場主義のドンキユーザーもいることだろう。

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■一体何が…?

1日、PPIH公式サイトの右上にある「日本語」「English」といった言語選択の項目に突如、「POP文字」という選択肢が登場。そもそも言語ではない気もするが、こちらを選択すると同サイトにて表示される文字の大部分が、ドンキ店内で見られるPOP文字へと変身するのだ。

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(画像は株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス公式サイトのスクリーンショット)

変化するのは項目だけでなく、同社の創業会長・安田隆夫氏や代表取締役社長CEO・吉田直樹氏の役職や名前表記までも、ポップな字体に早変わり。

完全にドンキと化したサイトの様子を見て、ネット上では「ドンキに乗っ取られた?」「ドンキ感が半端ない」「もうこれ、完全にドンキじゃん…」といった驚きの声が多数上がっている。

■突然の変化のワケ

ちなみにPPIHでは、今回のサイト一新はグループの企業原理である「顧客最優先主義」を強く打ち出した結果だと説明。「メイト(正社員以外の従業員)こそ当社の宝」という思いを反映させるべく、同社のPOPライター協力の元でリニューアルしたという。

ちなみにPOPライターの多くは、メイトに当たるそうだ。

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■本当にそれだけなのか…?

今回記者は同社の広報担当者とコンタクトをとることに成功。話を聞いてみると、やはりドンキの根幹にある「現場が主役」というメッセージを打ち出すためにサイトを一新したという。

しかし他にも理由があったようで、「PPIHと言われても『ドンキを運営している会社』とリンクして頂けない方にも、より親しみを持ってもらえれば…」と、中々ぶっちゃけたコメントも発してくれた。

ちなみに同社が社名を『ドン・キホーテホールディングス』からPPIHに変更したのが2019年2月のこと。変更当初も「イメージ湧かない」「ピコ太郎が社長になった?」などの声が多数上がっており、新しい名前からドンキを連想するユーザーはほとんどいなかったようだ。

とはいえ今回の新たな装いは、完全にドンキそのもの。同社ではPPIHの地名度がこのHPをきっかけに向上することを願っている。

(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)

秋山 はじめ
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