無印良品の『絞るだけで包めるポケッタブルバッグ』をレビュー。大容量で頼もしい一方、シチュエーションを選びそう。
7月1日のレジ袋有料化により、エコバッグが注目されている。無印良品では150円(税込)で買える綿のエコバッグや、ポリエチレンシートを使った丈夫なトートバッグ、撥水加工を施したモノなどさまざまなエコバッグを販売中。
その中で、『絞るだけで包めるポケッタブルバッグ』(税込1,490円)が注目されていたため紹介したい。
■コンパクトなのに大容量
ポケッタブルバッグとあって、普段は小さくたためるサイズ。しかし、袋から展開すると風呂敷のようになっており、直径約90cmほどの大きさまで広がる。
本体重量は約105gとかなり軽いが、最大積載量は約20Lで耐荷重は約20kgと、かなりタフな作りで頼もしい。買い物以外のシチュエーションでも活躍しそうだ。
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■風呂敷のように包むだけ
早速、大きさの違うペットボトルなどを包んでみることにした。中央に物を置き、左右にある紐を絞る。少し力が必要なことと、絞り方にコツがあるため、慣れないうちは少し大変かもしれない。
絞り終えたら、紐に付いているストッパーで固定するだけ。
あとは紐で口を結べば完成。スーパーで利用する際には、カゴにポケッタブルバッグを敷いて、そのまま商品を包むと便利だろう。袋詰めの手間がかなり短縮できそうだ。
ただ、口は完全には閉じない作りになっているため、包む際には気を付けてほしい。
■肩がけ時は要注意
ちなみに、肩にかけるとこんな感じ。先ほどのペットボトルでは重くて肩にかけるのは難しかったため、ぬいぐるみを2つほど入れて撮影。
大容量を包むことはできるものの、肩がけで持ち運びするというのはあまり向いていないと感じた。もしも、多めの買い物をするときには気を付けてほしい。
包む量が少なすぎるとくしゃっとした形になるため、バッグの見た目が気になるという人もいるかもしれない。また、収納用の袋にしまうのがやや難しいので、その点も注意してほしい。
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■オシャレで機能的だが…
無印良品らしい無駄のないデザインでありながら、大容量にも対応した機能性を持っている『絞るだけで包めるポケッタブルバッグ』。しかし、使うシチュエーションを少し選ぶため、メインのバッグというよりは、サブで持っておくというのが無難かもしれない。
(取材・文/しらべぇ編集部・二宮 新一)