GoToトラベルキャンペーンから東京都が除外される方針について、加藤浩次の率直なコメントに、多くの共感の声が寄せられている。
17日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、政府が東京発着の旅行は「GoToトラベル」の対象外とすることについて特集。
番組MC・加藤浩次が、一連の対応を巡って困惑する東京都民の声を代弁し、多くの反響が寄せられている。
■都民も家族旅行はOK
東京都が当該キャンペーンの対象から除外されることについて、西村経済再生担当大臣は「都民はGoToトラベルの対象外ではあるものの、感染防止に注意を払えば、東京都民も家族旅行をしても構わない」と説明。
しかしその一方で、16日には東京都内の新型コロナウイルスの新規感染者数は286人と過去最多を更新し、その他の地域でも過去最多、或いは緊急事態宣言解除後最多となる新規感染者数が報告されている。
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■「あまり変わらないのでは?」と懸念
このことから、加藤は「じゃあ東京にいる人は普通に家族旅行は行っていいの? 東京は除外されましたけど、あまり変わらないんじゃないの?」と疑問を口にする。
また、小池百合子東京都知事が15日の緊急記者会見の中で、「都民には都外への不要な外出は控えてもらいたい」と発言していたことにも着目。
「家族旅行って不要不急? 都知事は都民に不要不急の外出をできるだけ避けて下さいと言っている。でも国はGoToトラベルキャンペーンの対象外だけれども、家族旅行はOK…これ矛盾しているんじゃない?」と、政府と都知事で言っていることが異なるようにも聞こえ、困惑していると訴えた。
■「都民の声を代弁」と反響
都知事が「不要不急の外出は控えて」と言っている一方で、政府から「家族旅行はOK」と言われ、困惑している人は少なくないよう。
加藤の言葉に「加藤さんがめっちゃ東京都民の代弁をしてくれてる」「確かにオブ確かに」「どっちが正しいか混乱する加藤浩次。正論。どっちやねん」など、共感する声があがっている。
しかし、その一方で「家族旅行が不要不急かはその家族によるのでは? 誰にとってもそうだけど、明日が来ることは当たり前ではない」といった意見も見られた。
(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)