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夏場に子どもに持たせるお弁当で「NG」にしているおかずはある?

子育て
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気温や湿度が高い時期には、食べ物の痛みが早くなり食中毒が起きやすくなるのではと心配する人もいるでしょう。ママさんたちは特に子どもに持たせるお弁当に非常に気を使うことになるようです。夏場はお弁当に入れてはいけない「NG」のおかずもあるのではないかと、悩んでいるママさんから質問がありました。

『夏のお弁当でNGを教えてください。ママ友さんから竹輪、かまぼこNGって聞いたのだけれど、火を通してもNG? 生野菜は嫌いだから基本、使っていない。枝豆を入れるくらい。他にある?』

今回は特に気温が高い夏に、ママさんたちが入れないようにしているお弁当のおかずを紹介していきます。

汁気の多いものはNG

『煮物など汁気の多いもの』
『煮物とか汁気が多いものは腐りやすい』
『ほうれん草のおひたし。水分が多いのと、素手で絞ることが多いから?』
水分が多いと細菌が増えやすくなります。そのため汁気が多いものはNGとしているママさんの声がありました。煮物など汁が出てしまうようなおかずを避けたり、食材の水分はよく切ってお弁当に入れたりと注意しているようですね。

混ぜご飯、炊き込みご飯などはNG

『混ぜご飯、炊き込みご飯はダメ』
『炊き込みご飯はすぐに腐るしネバる』

ご飯に具材を混ぜて調理すると腐りやすくなると感じるママさんも多いようです。そのため夏場には混ぜご飯、炊き込みご飯、チャーハンなどは避けているという声もありました。ご飯に味をつけたい場合は梅干しをのせたり、食べる直前にかけられる袋入りのふりかけを添えてあげたりしているようですよ。

半熟はNG

『半熟玉子とか味玉は絶対NG』
『ハンバーグNGって教わったよ』
『だし巻き玉子』

ゆで玉子やだし巻玉子などの卵料理は「半熟NG」と考え、完全に固まるまで加熱するよう気をつけているママさんも。ハンバーグやから揚げなどの肉類も、しっかり中心部まで加熱することが大事です。食中毒菌が死滅する温度と加熱時間の目安は中心温度75℃で1分以上とのこと。実際に加熱できているか自信がないので夏場は避けているというママもいるようですね。

中心温度75℃で1分以上

食中毒を防ぐために大切なことは?

また生野菜や果物はしっかりと洗っても、加熱しないかぎり食中毒菌が残っている危険性も。生のままお弁当のおかずに入れるのは避けているママが多いようです。

加熱しないかぎり食中毒菌が残っている

食中毒を防ぐためにはお弁当に入れるおかずに気をつけるだけではなく、他にも注意する点があるようです。調理前に手をよく洗うのはもちろんのこと、お弁当箱はよく冷ましてからフタをする、食べるまではなるべく涼しいところに保管する……。温かいところで細菌が増えてしまわないよう、お弁当に保冷剤や保冷バッグなどを活用するのも良いかもしれませんね。ママさんたちは夏場でも安心安全なお弁当を作るためにさまざまな工夫をしているようです。子どもたちが大好きなママさんのお弁当を毎日美味しく食べられるといいですね。

参考:内閣府 |食品安全委員会「生活の中の食品安全 -お弁当も、食中毒に気をつけよう!-その2」

文・物江窓香 編集・井伊テレ子
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