【8】相手とリズムを合わせる。
話す速度を合わせると会話のラリーは気持ちよく続く。急かしたりせず、相手が心地よくなれる空気をつくろう。
「会話のテンポが自分と違う人は無意識に話しづらさを感じてしまいます。相手と呼吸を合わせるイメージで会話のペースを調整しましょう。さりげなく相手をリラックスさせる心配りです」
【9】見返りを求めない。
ビジネスでもプライベートでも、「こうしてほしい」という狙いがあって接していると、言葉の端々からそういった思いが透けて見えるもの。
「見返りを期待するのは、相手に寄り添っていない証拠です。本心から相手のためを思って話せば、それは必ず伝わり、結果的に信頼を得て、良好な関係が築けます」
和田裕美さん 外資系企業で世界2位の営業実績を収め、ビジネスコンサルタントに。これまでの経験を生かしたビジネス書を多数出版。著書に『人の心を動かす話し方』(廣済堂出版)など。
※『anan』2020年9月23日号より。イラスト・カラシソエル 取材、文・熊坂麻美
(by anan編集部)