無印良品から、新たに「糖質10グラム以下のパン」7種が新登場。健康志向なだけでなく、「賞味期限」を見て驚くはず……
9月9日より、無印良品から「糖質10グラム以下のパン」7種が新発売。インターネット上では、糖質が抑えられているだけでなく、「賞味期限の長さ」にも注目が集まっている。
■47日間も保存可能で驚く…
現在全国の店舗で販売されている「糖質10グラム以下のパン」は、写真のパン・オ・ショコラ、シナモンロールの他に、クロワッサン、バターリング、チョコリング、塩バター、くるみチーズの7種(全て税込み150円)。
小麦粉の量を減らし、大豆粉などを使うことで糖質を抑えられているというが、実際の商品を手に取り、編集部員も思わず二度見するほど驚いたのは「賞味期限」だ。なんと、常温で47日間も保存が可能だという。
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■発酵種の工夫で長期保存が可能に
ちょっと不安になってしまうほどロングライフな理由について、パッケージには「発酵種に長期保存ができるパネトーネ種を使っている」との記載が。
このパネトーネ種を使ったロングライフパンは、製パンメーカー・株式会社コモが販売していることでも知られる。パネトーネ種を使ったパンは水分含有量が少ないため、無添加であってもカビなどの微生物が発生しにくく、また、パネトーネ種に含まれる乳酸菌の特徴などから、長期保存が可能になるという。
■素朴で繊細な味わい
しらべぇ編集部では、インターネット上でとくに話題に上がっていた「シナモンロール」と「パン・オ・ショコラ」を実食。どちらも、開けた瞬間から香ばしいパンの匂いがふわっと広がり、生地はサックサクで、かなり甘みが抑えられている。
シナモンロールは、あっさりとした生地にシナモンクリームのほのかな甘みと、くるみが食感のアクセントに。
「低糖質」とは最も遠いイメージのあるパン・オ・ショコラも、しっかり甘さが抑えられた繊細な味わい。パンの中央部にはしっかりとチョコレートも入っていて、糖質は抑えつつも、甘いものが食べたい場合にピッタリな感じだ。
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■「長期保存は嬉しい」の声多数
糖質を抑えるという健康志向もさることながら、昨今では巣ごもり需要で日持ちのする食品に注目が集まっている。
インターネット上では、素朴な味わいには様々なコメントが見られるものの「軽い口当たりで食べやすい。賞味期限も1ヶ月くらいあるからとても使える」「賞味期限が長くて助かる」「買い置きしとけて便利!」と、長期保存ができる点に惹かれたという人は少なくない様子だ。
(取材・文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)